音楽とお相手を大切に、そして自分を大切に! | 社交ダンスはヒップホップよりやさしい

社交ダンスはヒップホップよりやさしい

学校教育におけるダンスと言えば,ヒップホップが主流となっていますが、社交ダンスは二人で助け合って踊ることにより誰でも覚え易く、技術とマナーが自然と身に付きます。
子供からご年配まで、踊ることにより相互理解が得られる、素晴らしい芸術的スポーツです。

新年を迎え誰もが沢山の夢を抱いているかと思いますが

社交ダンスのみならず幸せな一年に成る事を願っています。

一年を振り返って夢を達成出来た方もいる一方思い叶わず

また年を越えてしまった方も多いかと思います。

とは言え今年一年は誰もが思いを達成できる事を願いたいです。

 

社交ダンスが上手に成るにはどうしたら良いかと思うものの

一体どうしたら良いのか様々な努力を重ねて来られたかと

思いますがその夢を達成できる力は自分自身の中に有る事を

知って欲しいです。

自分では到底達成できないような事も特別な才能や運動能力が

無ければ出来ないと言う事ではなく同じように自分の無力さを

感じていた人たちによって成し得ている事が多いのです。

如何に自分を信じ諦めず望み続ける事が夢を叶える方法と

言えるのです。

 

自分を信じる事に因って思いがしっかりとお相手に伝えられ

お相手が如何に演じたら良いか解ります。

人は自分で物事を決めている様で周囲の人たちの行動言動に

反応して生きているものです。

社交ダンスにおいて踊り手と音楽をしっかりと感じ聴く事で

自分自身の心の反応がより豊かに促されます。

 

膨大なる情報の中で常に自分の存在の不安を感じ何を目的として

頑張ったら良いのか悩み苦しんでいる方も多いかと思いますが

その答えは自分の中に有るのです。

どの様に自分が感じるかで見えるもの聞くものが変わって行き

悲しみも苦しみも喜びに変わっていくのです。

お相手を音楽を自分の心で聴き感じる事でその力は次第に強く

大きく成長していきます。

多くの知識は自分が望む方向に連れてってくれますが自分が

本当に望む自信と勇気は育ててくれません。

 

如何に踊るか如何にお相手を楽しませペアとしてのオリジナルの

美しい音楽表現を創り出すかと言う事は社交ダンスを上手に

踊るだけでなく心と身体を成長させ自身の満足と幸せを

生むものなのです。

自分だけが頑張っている様に思っている方もいるかも

知れませんがその頑張りに周囲の人は反応しています。

自分が如何に考え演じるかで周囲の方の反応も変わり

踊っている時は踊り手の音楽表現に大きな影響を与えます。

 

周囲の方が自分に対して好意的に成るのも否定的に成るのも

貴方の心と身体次第とも言えるのです。

上手に踊る為にはお相手が自分にとって適切で気持ち良い

運動を伝えてくれることが必要と言えます。

如何にお相手を楽しませ好意的なリード&フォローを

促せるかが重要です。

しっかりとした間違いないテクニックを使ったとしても

その運動表現がお相手にとって好感を持たれなければ

苦痛や不満を与えることと成りその行為に対する反応は

自分自身が望む様なものでなくなる可能性が有るのです。

 

技術も運動能力も申し分ないのに誰と踊ってもお相手と

一体感を持って踊れない方が上手く踊っているつもりでも

お相手は心から楽しんで踊っていなくてただルーティンを

間違いなく再現する事に気持ちが向いている事も有るのです。

踊り辛い踊り手は技術や知識が足りないと言う事よりも

自分自身が感じて身に付けた知識よりも知識として身に

付けた踊りを音楽表現としている場合が多いのです。

つまり記憶で作り上げた音楽表現の為お相手にとっては

実際にコンタクト面から感じた踊りとの違いを感じてしまい

どの様に反応して良いのか解らなくなってしまいます。

 

正しい知識を身に付ける事はとても大切と言えます。

社交ダンスを踊る為のフィガーや運動表現を覚える事は

上手に踊る為の手段とも言えますがただ記憶して再現

するだけではお相手は何をしているのか解りません。

実際にお相手と音楽をしっかりと感じる事で持っている

様々な知識が初めて自分の音楽表現として使えるのです。

自分の知識が本当にお相手と楽しく踊る為に使えるには

実際にお相手と音楽を常に感じ続け自分の心で深く

理解する事が重要です。

 

例えまだ技術も運動能力も不十分であったとしても

本当に社交ダンスが上達するには今から自分の心の思いを

大切にして音楽とお相手に対して素直に感じる習慣を

育てる事が大切です。

私達の身体は頭で考え知識を当てはめるよりも遥かに

正確に運動表現を作り上げる能力が有ります。

自分自身が如何に感じているかを大切にする事が

とても大切なのです。

社交ダンスを踊る為の知識はあくまでテキストに於いて

多くの人に踊り方を伝える為に作られていて個人的な

感覚は無視されて作られています。

実際に踊る人たちが自らの感覚で知識を自分自身が

感じた運動表現に変えていく事が非常に重要と言えます。