最近は少子高齢化と共に、結婚をしない若者が増えたり
異性に興味を持たない若者が多くなりました。
なかでも、結婚適齢期の若者たちが、異性を求めない
と言うより、どのように付き合っていいのか解らないと
発言しているのに驚きます。
ネットを通して世界中の情報が手に入り、解らないことは
瞬時に知ることが出来る時代になりました。
でも、男女の事となると、情報は山と知っているのに
目の前の相手とどの様に付き合ったら良いのか、
解らないから付き合わないという若者もいます。
その為、ネットで情報を交換し合って、一度も会わずに
付き合ったり結婚したりする方々も出て来ました。
中には、突然ストーカーの様に相手を求めたりして
男女の付き合いの段階を経ることが出来ない若者も
増えています。
社交ダンスは、手を取ったり身体をコンタクトしたりして
相手の気持ちが直接伝わって来ます。
どの様に踊ったら相手が喜ぶか、嫌な思いをするか
踊りながら学ぶことが出来ます。
日本には、昔から男女が接触する文化が無く、まして
日常的にハグをしたりすることは少ないです。
その為、相手を思い込みで決めつけることが結構あり
男女の溝を深くしているとも言えます。
情報がネットで多く入ってくると、それを自分の考えとして
目の前の相手を感じる力を失ってしまいます。
どんな相手も、手を取り、いだきあうと、見ているだけとは
全く違った感覚に心時めくものです。
社交ダンスで正しいマナーの元で、男女がコンタクトをして
お互いを深く知りあう事は、異性への、段階を追った
大人へのアプローチとなるのです。