春は競技会のシーズンでもあり、毎週日曜日には
様々な会場でアマチュアもプロも競技会があります。
沢山のペアが出場することもあって、中々思うように
成績が伸びず悩んでいる方々も多いようでう。
練習時間も十分にあり、しっかり頑張って踊るのに
毎回予選落ちでがっくりと肩を落としているペアも
少なくないでしょう。
上位に進出した選手を見て、自分達のはもっと上手く
踊っていたのにと悔しく唇をかんだ経験のある方も
いると思います。
しかし、何故残らないか、審査員も人の子ですから
多少好みもあると思います。
でも、最大の問題は、技術以上に二人の踊りが
審査員の心に伝わってこないことです。
つまり、二人の踊りが何をしたいのか感じられない、
音楽が感じられないのです。
この事は技術が上手い下手ではありません。
解りやすく言えば、お互いが相手の事を十分に
理解していなという事です。
二人が技術と言う言葉で言い争っているように
見えます。
相手が何を言っているのか理解しないで自分の
主張だけをしている様に見えます。
社交ダンスは、第一に音楽に耳を傾けること、
そして相手が何をしたいのか感じる事、
それから、持っているテクニックで踊る事です。
大切なことは、実際に練習するだけでなく、
日頃十分に話し合って、相手の気持ちを
理解する努力をすることです。
社交ダンスの練習をするだけでは、
技術はいづれ頭打ちになります。
特に男性はリーダーとして自分だけの
主張をしがちです。
女子の意見を日頃よく聞いてあげると
踊る時、女子は羽が生えたように
気持ちよく踊ってくれます。