スポーツ後の飲食に注意 | 社交ダンスはヒップホップよりやさしい

社交ダンスはヒップホップよりやさしい

学校教育におけるダンスと言えば,ヒップホップが主流となっていますが、社交ダンスは二人で助け合って踊ることにより誰でも覚え易く、技術とマナーが自然と身に付きます。
子供からご年配まで、踊ることにより相互理解が得られる、素晴らしい芸術的スポーツです。

スポーツをしたりダンスをしたりして、沢山運動した後は
沢山食べて飲んで休めば、また活力が増すと思っていませんか。
間違ってはいないですが、こんな生活を長い間続けると
身体が変調をきたし、挙句の果ては楽しいダンスも出来なくなります。

スポーツは見た目の筋肉や外見を作る事ばかり考えていると
20代も終わりの頃になると、しだいに身体のいたるところが
悲鳴をあげてきます。

昔のスポーツ選手は暴飲暴食が自慢話になりましたが、
今のアスリートはいかに健康管理をするかにかかっています。
この事は、一般の方も、高齢になった方も同じです。
食事に関しても、大量に摂取しすぎると血糖値が上がり過ぎて
肥満の原因や糖尿病の原因にもなりかねませんが、
スポーツにおいてはもっと困ったことが起こります。

血液内に大量の糖分や脂肪分が入り続けると、運動機能が
極端に低下します。カロリーを取れば元気になって動けると
思われる方がいますが、実は、関節周りの筋肉や骨格に
悪影響を与えます。スポーツのイベントの後、ほっとして
暴飲暴食をすると、翌日、体中が重くなります。

前日の疲れだと思いがちですが、大量の糖質が血管内に残り
身体が動きづらくなっているのです。
特に関節可動範囲が悪くなる傾向が有ります。
特に、社交ダンスの様に細かいスキルを要求されるスポーツは
極端に表現能力が落ちます。

もし、沢山食べたかったら、運動をしたその日は食事を控えめにして
全身の筋肉の疲れを取るために睡眠を多くとりましょう。
身体が疲れている時は、骨格筋だけでなく、内臓周囲の筋肉も
疲れています。暴飲暴食は身体が疲れているときにするのが
一番問題なのです。しっかり睡眠を取って疲れを無くしてから
食べると、内臓の筋肉も十分に働き、骨格筋も栄養を貯める事が
出来るのです。筋肉が元気だと食べた栄養も蓄積されず
太ることなく本当の意味で体力増強につながります。