ダンスの練習をする前に | 社交ダンスはヒップホップよりやさしい

社交ダンスはヒップホップよりやさしい

学校教育におけるダンスと言えば,ヒップホップが主流となっていますが、社交ダンスは二人で助け合って踊ることにより誰でも覚え易く、技術とマナーが自然と身に付きます。
子供からご年配まで、踊ることにより相互理解が得られる、素晴らしい芸術的スポーツです。

今月に入り、増々寒さが増してきました。
フロアーは床が冷えて、靴が硬くなっています。

高齢の生徒は、ウォーミングアップをして
身体を温めようとするのですが、外で十分に冷えた
足腰は簡単には柔らかくならないものです。

この時期は風邪で体調を崩す人も多いですが、
冷えた体で動き捻挫やぎっくり腰を発症します。

夏場であれば直ぐに体温が上がり、身体も
柔らかく動きやすいのですが、今の時期は
注意が必要です。

先ず、踊る前にはゆっくりと首と名の着くところを
動かしましょう。
次にはボディに付いている大きな関節部分。

そして大切な運動が、下半身のスウィング動作。
誰かに片手を持ってもらってもいいですから、
片足を大きく前後にスウィングしましょう。

多くの生徒が支え足を頑張ろうとして、
動いている方の足が止まっています。

必ずスタンディングフットの横では、反対の足が
スウィングしているはずです。
特に高齢になるとムービングフットが進行方向に
上手くスウィングしません。

正しい足型は、スムーズなムービングフットで
決まります。

足首、膝、股関節を柔らかくしてから
練習に入りましょう。