今月に入り、増々寒さが増してきました。
フロアーは床が冷えて、靴が硬くなっています。
高齢の生徒は、ウォーミングアップをして
身体を温めようとするのですが、外で十分に冷えた
足腰は簡単には柔らかくならないものです。
この時期は風邪で体調を崩す人も多いですが、
冷えた体で動き捻挫やぎっくり腰を発症します。
夏場であれば直ぐに体温が上がり、身体も
柔らかく動きやすいのですが、今の時期は
注意が必要です。
先ず、踊る前にはゆっくりと首と名の着くところを
動かしましょう。
次にはボディに付いている大きな関節部分。
そして大切な運動が、下半身のスウィング動作。
誰かに片手を持ってもらってもいいですから、
片足を大きく前後にスウィングしましょう。
多くの生徒が支え足を頑張ろうとして、
動いている方の足が止まっています。
必ずスタンディングフットの横では、反対の足が
スウィングしているはずです。
特に高齢になるとムービングフットが進行方向に
上手くスウィングしません。
正しい足型は、スムーズなムービングフットで
決まります。
足首、膝、股関節を柔らかくしてから
練習に入りましょう。