ダンスの最中はしっかり目を開けて! | 社交ダンスはヒップホップよりやさしい

社交ダンスはヒップホップよりやさしい

学校教育におけるダンスと言えば,ヒップホップが主流となっていますが、社交ダンスは二人で助け合って踊ることにより誰でも覚え易く、技術とマナーが自然と身に付きます。
子供からご年配まで、踊ることにより相互理解が得られる、素晴らしい芸術的スポーツです。

レッスンをしていると、踊っている最中に漠然と上を見ている人が
多いです。
踊っている姿を外から見ると、社交ダンスは上を見上げているように
見えるかも知れません。
その為組んだとたんに天井を見上げて反ってしまう生徒が多いです。

ダンスのみならず、スポーツ全般に於いて、良いパフォーマンスを
するには目から入る情報をしっかりと認識していることが大切です。

表現的に天井が見えたり、周りを見渡したりはしますが、
エキスパートは決して進行方向を見失ったり、
相手の事を忘れたりしません。

ダンスに於ける大切な順番は、一番が音楽、二番が相手、
そして自分です。どの様な演技をするかは、音楽を感じ
相手を感じ、その結果自分が行う最適なパフォーマンスが
決まるのです。

この時、視覚から入ってくる情報はとても大切です。
スタンダードダンスに於いては、お互いが相手の背後の情報を
確認します。2人がしっかりと相手の死角にあたる方向を
確認できていればトラブルは激減します。

見て、聞いて、相手を感じれば二人の踊りは
良い方向に向かいます。