スロースロー、クイッククイックは、ゆっくりゆっくり、早く早くではない | 社交ダンスはヒップホップよりやさしい

社交ダンスはヒップホップよりやさしい

学校教育におけるダンスと言えば,ヒップホップが主流となっていますが、社交ダンスは二人で助け合って踊ることにより誰でも覚え易く、技術とマナーが自然と身に付きます。
子供からご年配まで、踊ることにより相互理解が得られる、素晴らしい芸術的スポーツです。

社交ダンスを始めて習うとき、スローやクイックといった
カウントの数え方で習う事が多いです。

初めての人は、足型にスローという足と、クイックという足があり
スローというのはゆっくりと足を運び、クイックというのは早く
足を運ぶと理解してしまう方が多くいます。

つまり、スローとかクイックとか言われると、そのまま和訳して
記憶してしまうのです。

ダンスでスローやクイックと言った説明をするときは、基本的に
四拍子で踊られるダンスのステップの説明に使います。

1小節の中にある4つの拍子をステップとして数えるとき、
一つの拍子をクイック、二つの拍子をスローと数えているのです。

ステップで説明すると、片足に二つ分の拍子時間体重を乗せて
いるのがスローであり、一つ分乗せているのがクイックです。

つまり、片足でバランスを取って、その間に他方の足と上体が
演技している時間を言うのです。

ですから、スローと言うステップは、1,2と二つカウントを数え
体重を乗せている様に練習すると解りやすいです。

踊っている時、スローと聞いてゆっくり踊ったり
クイックと聞いて早く踊ってしまうと、
体重の移動が遅くなって重くなったり
急激な動作でぎくしゃくしたりしますから
四拍子の曲は、4カウントを数えながら
踊りましょう。