高いヒールのシューズが履きたーい! | 社交ダンスはヒップホップよりやさしい

社交ダンスはヒップホップよりやさしい

学校教育におけるダンスと言えば,ヒップホップが主流となっていますが、社交ダンスは二人で助け合って踊ることにより誰でも覚え易く、技術とマナーが自然と身に付きます。
子供からご年配まで、踊ることにより相互理解が得られる、素晴らしい芸術的スポーツです。

社交ダンスを踊る時、女子にとっての最初の難関は
普段履かない様な高いヒールの靴を履く事です。
最近の女性は機能性を求めて、普段はめったに
高いヒールで生活はしません。

しかしながら、社交ダンスにおいて女子は
高いヒールを履くことを求められます。
普段踵が低い靴に慣れていると、そのバランスの悪さ
動きにくさにまず戸惑います。

ダンスのステップの中には、その高いヒールで支えて
回転しなければならない場合もあります。
高いヒールでカッコ良く踊りたいと思うものですが、
それ以前に立っているのがやっとという場合すら
多々有ります。

日本人の体型は元々ヨーロッパ系民族の体型に比べて
上半身の重みが少し前側に有り、背中を丸めてバランスを
取っている人が多くいます。

かつて日本人の体型が世界一悪いと言う本を書いて
アルゼンチン大使を辞めさせられた人がいましたが、
正直、いまだに街を歩いていると若くても姿勢の悪い人が
目立ちます。

この姿勢の悪さは外見だけでなく、将来年を重ねていくと
肩、首、腰、膝に大きな負担が掛かり、全身の障害を
増していきます。

ダンスに限らず、立った時のバランスは、見た目だけでなく
健康に大きく影響します。

まずは、脊椎から頭と踵に向かうバランスを作りましょう。
そのバランスと並行して目的の運動、舞踏に取り組んでいけば
様々な技術がずっと楽に習得できると思います。