美しく歩くときのバランス | 社交ダンスはヒップホップよりやさしい

社交ダンスはヒップホップよりやさしい

学校教育におけるダンスと言えば,ヒップホップが主流となっていますが、社交ダンスは二人で助け合って踊ることにより誰でも覚え易く、技術とマナーが自然と身に付きます。
子供からご年配まで、踊ることにより相互理解が得られる、素晴らしい芸術的スポーツです。

普段歩くときも、ウォーキングするときも、
外から見て美しく見えるのは、本人の感覚
によって左右されます。

美しいモデルウォーク、ダンサーの立ち姿
全て本人のバランスの感じ方で変ってきます。

誰もが若々しく美しく歩きたいと思っているのですが
何故思っているように歩けないか、原因を考えると
答えが出で来るものです。

まず、姿勢の悪さで目立つのがお年寄りの歩き姿です。
頭が前方に付き出て、背中が丸く、足幅は小さく
身体を前後左右に揺すりながら歩いています。

でも、これは決してお年寄りの姿だけでなく、20代以上の
多くの人の姿でもあるのです。ただ、若い頃はその
形が外に目立ってきてないだけなのです。

若くても一流のモデルと並んで歩くと、その体型、動きは
雲泥の差です。これは若さだけでなく、モデルが訓練に
よってウォークする時のバランスを身に着けたからです。

簡単なバランスの感じ方は、体重が乗った瞬間、足の中の
何処に重さの中心、つまり上半身を支える点を感じるかです。

姿勢が悪くなったお年寄りと、膝を痛めやすい方は、指に
近い側に重みの中心だあります。

中には体重が乗った瞬間、踵が浮いて、先方に突っ込んで
前のめりになっている方もいます。

イメージとしては、踵の上に脊椎、その上に頭骨の中心です。
歩くときは、ヒールの上にバランスを感じた瞬間、次の
足のヒールの上にバランスを感じればいいと思います。