マルチファンクションメータ(LMF-400)到着
夕食を終え、まったりしていたら
「ピンポーン!」
出てみるとヤマト運輸のお兄さんが、箱を持って立っていた。
JIM QUARTZさんに発注していたLOWRANCEのマルチファンクションメータLMF-400が
早くも到着したのだった。
早速、箱の中身を確認すると…
写真下段左側から
・LMF-400本体と取り付け用部品
・電源ケーブル
・バス・ケーブルとコネクタおよび終端抵抗
・SUZUKI Engine Interface
これをつなぐと、こんな↓感じになる。
左端が電源につながり、右端は先週リバーポートで確認したSUZUKI DF90のSMISコネクタにつながる予定。
このシステムは、NMEA2000という通信規格に準拠したバスを一本通しておいて、
そこにぶら下げた電子機器の間で、エンジンのECUのデータを共有しようという物。
今回はとりあえずLMF-400だけを接続するけれど、これだけでも
・合計消費燃料
・瞬間燃費(時間当たりの消費量)
・エンジン稼働時間
・エンジン回転数
・トリム
などを手動切り替え、もしくはメドレー自動表示で見ることが出来るらしい。
さらにGPSを割り込ませれば、リッター当たりの燃費なんかも分かるようになるみたいだ。
ECUが持っているフューエルインジェクターの吐出量が計算に使われるから
正確さでは、これ以上の物は望めないでしょう。
早速、今度の週末に取り付けなくっちゃ。
去年の遠征では、ガソリンスタンドを呼ぶたびに注文する量で悩んだけれど、
今度からは、
「56.3リッターお願いね」
なんて言えるのかしら…
自宅にて・・・(2)
帰宅すると、PlusGainさんからメールが届いていた。
昨日発送したNAVMANのGPS漁探とGPSアンテナが無事届いたらしい。
早速、確認作業に入ってもらえるとのことだった。
さあどーなるかなぁ・・・
恐れていたとおり、今の時期は修理がとても混み合っている模様。
修理には時間がかかる旨、あらかじめご了承くださいと記されていた。
やっぱりなぁ・・・
どのくらいで戻ってくるかわからないけれど、もしSKIPJACKの搬出までに間に合わなかったら、
現地で取り付けるしかないなぁ。
まあそれでもいいけど。簡単だから。
・・・
話はがらっと変わって、再度ボートショーの話。
以前、「あまり変わり映えしなかった」みたいな事を書いたけれど、
ちょっと気になるものが有ったのを思い出した。
その名は、
「うみなかみるぞう君」
要は水中(ビデオ)カメラ。
ふざけたユニークなネーミングだと思ったら、やっぱり大阪の会社なのね…。
以前、海底探査のことを書いたけれど、ああいう事をやってみると今度は実際に海底がどうなっているのか
どうしてもこの目で確かめたくなる。
この商品、ボートの上から小さなビデオカメラを海中に下ろし、手元のモニタで見ることができる。
しかもカラーで。
ケーブル長は、たしか20mくらいだったか?
海の透明度にもよるだろうけど、ボートショーで見た限りは、結構綺麗に映っていた。
正確な値段は忘れたけれど、確か数万円くらいだったような。
自作の海底地形図で良さげな場所にあたりを付け、「みえぞう君」でポイントを確認しておけば、
マリーナ主催の○○釣り大会は、連戦連勝かも?
「これは投資する価値有りかぁ?」
と真剣に思っていたら、うちのマリーナがすでにこれを購入していたらしい事が判明!!!
なんとタイムリーなと思ったら、ちゃんと理由が有った。
リバーポートマリーナでは、マリーナから相模川河口までの航行の安全を確保するため
かねてより航路情報の提供を行ってくれている。
今回それをさらに押し進めるため、
マリーナ所有艇のYellow Duck号にLOWRANCEのGPS漁探を設置し
相模川の水深分布の調査を行う準備を進めているそうだ。
これで航路上の浅い場所や危険な個所を見つけ、「みえぞう君」でその正体を確かめ、
情報をHP上で公開しようという計画らしい。
なかなか素晴らしい作戦ですねー!
・・・時々貸してください
自宅にて…
昨日SKIPJACKから取り外したNAVMANのGPSアンテナとGPS本体を早速梱包し
PlusGainさん宛てに発送した。
明日の午前中には届くらしい。
すぐに結果が分かるだろうか・・・?
本格的なボートシーズン入りを前に、恐らくこの時期、修理依頼が集中していたりして・・・。
とりあえず発送した旨をメールでPlusGain さんに連絡した。
ついでにGPSアンテナケーブルの長さを60cmくらいに詰められないか、一緒にお願いをしてみた。
さてどうなりますことやら…。
・・・
そうこうしていると、JIM QUARTZ さんからメールが届いた。
昨日撮った、SUZUKI DF90のSMISコネクタと思しきものの写真を送り鑑定をお願いしていたのだが、
やはり正解だったようだ。
よしよし。 これでどれだけ燃料を消費したか?が正確に把握できるようになるぞ。
昨年の遠征で困った事の一つが、燃料のマネージメント。
設備が整ったマリーナで給油を受ける場合は、給油桟橋につけて「満タンにしてね」と言えば済む。
けれど一般の港に入った時、あるいは一部の海の駅では、ガソリンスタンドに連絡して持ってきて
もらわなければならなかった。
その時、当然のように「何リッター持っていけば良いですか?」と聞かれてしまう。
多くの場合、注文しただけのガソリンが、携行缶などに入れられて軽トラで運ばれて来た。
たとえば50L注文して45Lくらいしかタンクに入らなかったからといって、その分安くはならない。
だって何リッター入り切らなかったのかなんて、その場で計りようが無いのだから。
2Lくらいどうしても入り切らず、「空のペットボトルは無い?」なんて言われたりしたもんだ。
だからと言って控え目に注文すると、全然満タンにならなかったりするから厄介なんだよなぁ。
タンクに設置された燃料ゲージで残量を表示するアナログメータが一応有るのだけれど
今一つメータの指示と残量の関係が良くわからないし。
今度取り付ける予定のLOWRANCE LMF-400は、
エンジンのECUのデータを直接取り込む事が出来るらしい。
ECUがEFIに対して指示した燃料噴射量のデータを元に、消費された燃料の量を計算してくれる。
積算の消費量や瞬間的な消費量など、様々な角度からデータを表示出来るから、
燃料マネージメントの精度が格段に向上するに違いない。
燃費の良い走り方も、是非研究してみたいなぁ。
SKIPJACKは入院中
巷では、今日から高速道路料金1000円というのが始まるらしい。
安くなるのは結構だけれど、さぞかし道は混むだろうなぁ。
GWに車で遠出するのは大変そう。
やっぱりボート乗りは、ボートで出かけるのが正しい選択でしょう。
・・・
今日の海のコンディションは結構良さげだったけれど、生憎SKIPJACKは入院中。
最初からメンテナンス目的でリバーポートマリーナ へ出向いた。
急ぐ必要は無かったけれど、厚木付近の渋滞が嫌なので、いつもどおり日の出前に家を出た。
着いてみると案の定、コンソール内部のバッテリーは2つとも抜かれ、
様々な配線が無残に散乱していた。
間もなく山岸さん登場。
なんでも丸一日掛けてもバッテリーが十分充電されないとの事。・・・やっぱり寿命?
SKIPJACKには、そのサイズの割に様々な電子機器が装備されていて、
いつしかコンソール内部の配線はクモの巣状態になっていた。
そのうちいくつかが、メインスイッチをOFFにしても待機電流が流れていて、
それが原因となっているのかも知れないのだそうだ。
相談の結果、これを機にコンソール内に配電盤を設置し、メインスイッチで完全に全ての電源を
ON/OFF出来るようにしてもらう事とした。
バッテリーの方は、本当にダメなら交換が必要。痛い出費だが、仕方がないっすね・・・。
・・・
気を取り直して、早速今日の作業に取り掛かる。
まずはマルチファンクションメータの方から。
LOWRANCEの総販売元のJIM QUARTZ さんからは、エンジン内にSMISコネクタが
有るかどうか確認するよう連絡をもらっていた。
SUZUKI DF90のフードを外し、ポートサイド側を探すと・・・
なるほど、確かにJIM QUARTZさんの言うような、「直径30mmほどのコネクタ」が見つかった。
これさえ有れば、簡単にエンジンのデータを引っ張り出せるはずだ。
よしよし。
とりあえず確認依頼用の写真を撮って、本件は終了。
・・・
次に、アマチュア無線機の交換。
従来のものは、普段コンソール内部に突っ込んであって、必要に応じて引っ張り出していた。
幸い邪魔なバッテリーが撤去されていたので、取り外しはスムーズに完了。
新しい無線機は、本来はバイク用としてSTANDARDから発売されたFTM-10 で、IP57相当の
防水防塵性能を持つ優れモノ。
SKIPJACKのようなセンターコンソール艇は、潮をかぶることも有るから、
使い勝手もさることながら、何よりも防水性能の良し悪しが重要。(屋根も無いし)
私の知る限り、FTM-10がハンディ機を除いて唯一防水性を意識した機種のはずだけど、
どうしてこういう製品がなかなか出て来なかったのか不思議で仕方が無い。
FTM-10を取りつけながら思った。
確かにSKIPJACKのようなオープンなセンターコンソール艇は、何かとバイクと似たようなところが有る。
これまでも時々バイクショップに足を運んでは、流用できそうなものを物色してきた。
団塊の世代がどっとリタイアし、その一部が大きなバイクに乗って走り回っているそうだけれど
そういうご時世だからバイク用品には新たな視点の製品が増えているのかも?
残念ながら「ボート用」として出てくるのは期待薄なような気がする。
今後もバイク用品のウオッチは欠かせなくなりそうだ。
FTM-10の操作パネルはバイク用のマウントキットでグラブレール上に固定。
次に本体をコンソール内に固定し、元からあった電源ケーブルとアンテナ、外部スピーカーを
接続して、一丁あがり。
早速バッテリーブースターを電源代わりにして動作を確認。
144MHzも430MHzもアマチュア無線帯は何ら問題無し。 (そりゃーそーでしょう)
続いて広帯域受信機能の性能をチェック。
FMラジオ帯では、FMヨコハマが良好に入感。
一方AMラジオ帯は、使っているアンテナが中波帯に対応していないためか反応無し。
次にマリンバンドに切り替えると、東京マーチス、川崎や千葉のポートラジオが次々と入って来た。
伊豆半島の向こう側の清水ポートラジオも聞こえたから、受信用としては十分役立ちそう。
最近のアマチュア無線機には、こんな風に広帯域受信機能も備わっているのでなかなか便利だ。
よし、これで一つ宿題が片付いた!
・・・
最後はNAVMANのGPS魚探のアンテナ系統の撤去作業。
何と言ってもこれがしんどい。
コンソール上に設置された機器のケーブル類は、コンソールにドリルで開けられた穴を通して
コンソール内に引き込まれている。
コンソール内に水が入らないよう、引き込み部分はシリコンコーキングで防水されており、
これを取り除かねばケーブルを抜き取ることが出来ない。
ケーブル類を傷つけないよう注意しながらシリコンを取り除く作業に丸一時間消費。
この穴からズルズルとケーブルを引き抜いて、本日の作業を終了!
・・・
見ればSKIPJACKはのコンソール上は、多くの電子機器が撤去され、
ケーブル類が穴から無造作に飛び出している。
コンソール内部は冒頭に書いたとおりなので、コンソール周りは見るも無残な姿だった…。
本当に遠征に出るとすれば、陸送の事も考えるとあと3週間ほどしか時間は無いはずだ。
頑張ってSKIPJACKを復活させなければ、休みが取れたとしても計画はお流れになってしまう。
一つ一つ確実に問題を解決して行こう…と思いながら、リバーポートを後にした。
不調続発・・・
年明け以降、どうも週末の海のコンディションに恵まれていない。
ログを見ると、きれいに3週間に一度のペースでしか出港出来ていない。
今日もどうだろうかと気を揉んでいたが、なんとか行けそうなので出港を決定。
ただし午後になると確実に南風が上がると思われたため、
久々に早朝出港して昼までには戻る事とした。
3週間ぶりだったので、船を下ろす前に20分ほど長めの暖気運転を行った。
準備が整って、06:25に出港。
いつものように船台ごと運ばれ、スロープから水上へ。
スターンが水に浸かり、船が浮力を得始めるタイミングでエンジンスタート・・・のはずが、
あれ?いつものように一発で掛からないぞ。 暖気のときは問題無かったのになぁ…。
2回、3回とリトライするもダメ。船は完全に船台からリリースされて、惰性でじわじわとバックしている。
とっさにボートフックを手に取る。
あと一回試してダメなら一旦バースに係留するしか無いと思いながらもう一度イグニッションを回すと
エンジンはようやく始動した。
船はあらぬ方向に行きかけていたが、やや強めのアスターンを掛けて体勢を立て直し、
なんとか無事に広い水面に出た。
やれやれ・・・、何だったんだろう?
相模川を下りながら様子を窺うが、エンジン自体には特に変調は感じられなかった。
始動の際、スターターの回り方がなんとなく鈍かったみたいだから、
バッテリーの電圧がいつもより下がっていたのかもなぁ?
冬の間、長く乗らずにいると、バッテリーがどうしても上がり気味になるから、
それを気づかってわざわざ暖気を長く取ったつもりだったのだけど・・・。
とにかく戻ったら山岸さんに相談しよう…などと思案していたら
「ありゃ?」
SKIPJACKにはGPS魚探が2台装備されており、
普段はLOWRANCEの方を海図表示用、NAVMANの方を魚探用と使い分けている。
そのNAVMANの方がGPS衛星を捕捉出来ていない・・・。
再起動してみても状況は変わらない。
今日は魚探用だからとりあえず支障は無いけれど、
遠征ではメインのGPSとして活躍してもらわなければならない。
帰ってからの宿題が増えてしまった・・・。 う~む・・・。
・・・
予定どおり、正午に無事帰港。
海上に居た5時間半の間、NAVMANは最後まで衛星を捕捉しなかった。
一方でエンジンはずっと回しっぱなしだったから、
もしこれでしっかり充電出来ていなかったら、電源系統は重症だろう。
船を上架し定位置に戻されてから、祈るような気持ちでエンジンを掛けてみると・・
なんとスターターモーターが弱々しく回るのみ!? 「駄目だこりゃ!」
とりあえず常備してあるバッテリーブースターでエンジンを掛け清水洗浄を実施。
早速Ocean Works の山岸さんに症状を説明し、調査しておいていただくようお願いした。
NAVMANの方はGPS本体よりもアンテナ系統の方が怪しかったけれど、とりあえず外見上は異常無し。
こうなれば購入先のPlusGain さんに相談するしか無い。
おそらく一旦返送して、調べてもらうことになりそう。 やれやれ…。
けれどアンテナ系統を引っぺがすのは容易では無い。
今日のところは、とりあえずGPS本体のみを外して持ち帰る事にした。
・・・
そうこうしているうちに15時ころから、急に南寄りの風が強くなり始めた。
海上は10mを軽く越えていそうだ。
ほらほら、これだから春の天気は油断がならないんだよなぁ…。
すべての作業を済ませ、本日の清算をしにハーバーオフィスへ。
ついでにここ半年間続けてきたエボシ岩周辺の海底探査データをマリーナに進呈した。
これは湘南のシンボルであるエボシ岩を中心に、東西約5Km、南北約2.5Kmのエリア(の約7割)
について、1m刻みの深度で作成した海底地形図だ。
主な根については、3Dの画像も添えてある。
エボシ岩周辺詳細海底地形図
ちなみに先日のボートショーでJIM QUARTZ さんに聞いた話だけれど、
あの「違いが分かる男」の(→古い?)由良卓也さんがやはり海底データの収集にご執心らしく、
お隣の駿河湾で精力的にデータを集めているらしい。
とすると、さしずめ私は湘南地区担当ですか?
・・・
今日は、なんだかんだとトラブルが続発したが、遠征まである程度日数があるうちに
異常が表面化したのは不幸中の幸いなんだろうな。
前向きにとらえて、とことん不安を取り除いてやろうと心に決めた。










