フィッシャー症候群にかかった男の闘病生活 -2ページ目

フィッシャー症候群にかかった男の闘病生活

フィッシャー症候群を発病した男の全快までの日々の記録

退院の日は付き添いを呼ばず一人で手続きをし自宅まで帰りました。

いざ外の世界に出てみて気づくのは思ったより体力が落ちていること。
病院のなかでは元気になったつもりでも、電車に乗り家に帰るだけでかなりの疲労を覚えました。

またフィッシャー症候群は目が二重に見える症状が最後まで残ると言われており、私もその症状を抱えたままでの退院です。
少しの段差に足を取られたり、階段が一苦労であったり。
同じ病気で退院する方は、付き添いを呼ぶことをおすすめいたします。
ご自身が加入されている健康保険組合に限度額適用認定証の交付申請を行い、医療機関に提示することで、医療機関への支払いが自己負担限度額までに軽減されます。
※医療機関で支払った後の申請になると、払い戻しは3~4ケ月後になるそうです。

限度額適用認定書の交付については、会社の総務セクションまたは、健康保険組合へご相談ください。
物が二重に見える症状は改善されないものの体のバランスが取れるようになったため、退院できることになりました。
人生初の入院生活もようやく終わりです。

退院時に気になるのが、入院の費用。
私は高額療養費制度を利用したものの、約18万円ほどの入院費がかかりました。
高額療養費制度は、月の初めから終わりまでで一定額を超えた場合に、その超えた金額を支給する制度です。
月またぎの入院であったため、支払額が月ごとに計算が行され、入院費が倍近くに膨れ上がってしまいました。
私の場合、緊急入院であったため入院日の調整はできませんでしたが、病状が軽く入院日の調整ができる方は、月頭に入院した方が良いかも知れません。
※あくまでも病状を直すのが優先ですので、医師とご相談ください。

■参考情報 厚生労働省 高額療養費制度を利用される皆さまへ
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryouhoken/juuyou/kougakuiryou/index.html