フィッシャー症候群にかかった男の闘病生活 -3ページ目

フィッシャー症候群にかかった男の闘病生活

フィッシャー症候群を発病した男の全快までの日々の記録

入院中のとある一日の流れです。

6:00 起床
6:00-7:30 検温、血圧測定
8:30 朝食
9:00ごろ 回診
9:00-12:00 自由時間
12:00 昼食
14:00-14:30 検査
14:30-18:00 自由時間
18:00 夕食
20:00-20:30 シャワー
21:00 就寝

■自由時間の過ごし方
フィッシャー症候群はバランス感覚が失調し物が二重に見えるため、自由時間に出来ることが限られます。
私の場合は、音楽鑑賞とテレビ、huluによる映画鑑賞で時間をつぶしておりました。
点滴初心者だった私が5日間の点滴生活で知り得た点滴あれこれです。

■点滴中に血が逆流した!!
点滴が空になったり、血圧が高かったり、腕を上げたりしたりすると血液が逆流するようです。
点滴が空になっていない場合、腕を降ろし安静にすると点滴が流れ出しますが、なかなか改善しない場合には、看護師さんを呼びましょう。血が固まる場合があるそうです。

■点滴の管に空気が入っているけど大丈夫?
少量の空気であれば、体内に入っても問題ないそうです。

■点滴の交換について
液だめが空になった時点で、看護師さんを呼んで点滴を交換してもらっていました。上記に書いた通り、点滴が空になると血が逆流してきます。

■点滴の速度
座っているより、寝転がっていた方が点滴が落ちるのが早かったように思います。
フィッシャー症候群の治療方法は血漿交換療法や免疫グロブリン大量療法の二つが有効であるとされています。
私の場合には、免疫グロブリン大量療法による治療が選択されました。
※ステロイドパルスも併用。

免疫グロブリン大量療法とは、5日間に渡り点滴によりグロブリン製剤を投薬する治療法です。
この療法は、治療名に大量とついているだけあって連日10本ほどの薬を点滴します。
9:00ぐらいにスタートし終わるのは17:00頃。ほぼ一日中点滴しているようなものです。

点滴初心者であった私も治療が終わる頃には、点滴など微動だにしないほど慣れてしまいました。