池上彰さん、さらに3冊 | あしか、浜辺をさまよえば

先日の図書館本。


娘の予約本と私の予約本。


とりあえずまた3冊読みました。

スパイ、ドイツ、東南アジア



これで池上彰さん9冊目。

読むのも慣れてきました。


不景気対策としての金融政策と財政政策

社会主義は理想とする共産主義への一過程


は何度も何度もどの本にも出てくる気がします。


スパイの本、スパイがわかったようなわからないような(笑)。スパイが成功した事例は世の中には明らかにならないのでしょうね。文中ではナワリヌイ氏も殺されかけた、という文章。まだ2021年でした。

ウクライナ侵攻のアメリカからの警告の意図の紹介は今日のニュースを彷彿とさせます。


ドイツもサクッと読みました。

ヒトラーが民主主義の選挙で選ばれたことがドイツ国民の後悔になったとの記述、なんとなくざらっと引っ掛かりました。


イギリスの国民投票の後悔はこちらにも。

国民投票が最善なわけではないことも改めて。


私にとってどうしてもしっくりこない右翼と左翼も改めて。



東南アジアではマレーシアの箇所で、!と。


大学の同級生に国費で留学に来ていたマレーシア人がいました。めっちゃ優秀だった。そしてとてもいい人だった。彼が首席でした(私次席!)。マレーシアのルックイースト政策なんて恥ずかしながら知らなかったー。そんな背景で彼は日本に来ていたのかー。


今更ながらクーデターと革命の違いとか。


とにかく独裁者により世界のあちこちで恐ろしい数の人が殺害されていることに改めて震撼します。平和になったと思っていたらこの世の中。国連なんて何の意味もなかったことに驚くばかり。歴史に学ぶのか歴史は繰り返すのか。


次はインドと中南米を読んでみます。