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山野音楽教室のレンタルルーム

3日前に仕事を退職したので、時間がかなり自由です。
レッスンに通っている山野音楽教室では、レッスンのほかに部屋と楽器をレンタルしてくれるサービスがあります。(これは生徒でないと借りれないようです。)このサービスを知ってはいましたが、仕事をやっているときは忙しくて利用することが出来ませんでした。
私のバイオリンはサイレントバイオリンなのですが、それでも最近近所迷惑じゃないかしら、、と気を使っていました。
そこで今日はレンタルルームを借りてみました!料金は30分で630円。毎日はこれません…。
バイオリンもレンタルが出来ます。
30分しかないので急いで部屋に入って練習を始めました。
今まではレッスンでしか本物のバイオリンを弾くことができなかったので音や弾き方に集中して気がつきませんでしたが、本物のバイオリンの音はサイレントバイオリンとはぜんぜん違います!
弦の移動の時に鳴ってはいけないところで小さく鳴ってしまう音など、本物のバイオリンでないとなかなか体感できないところがあるので、バイオリンの練習はできれば本物のバイオリンでやった方が良いな、と思いました。
そして音もとても大きく美しく、とっても気持ちがよかったです。
人によって弾いてて楽しい楽器とそうでない楽器があると思いますが、私の場合にはバイオリンは今まで弾いたどの楽器よりも楽しいです。(といってもピアノとリコーダーくらいですが)本物のバイオリンを思いっきり弾くとストレス解消にもなります。

ですがマンションの自宅ではとても本物のバイオリンを弾くことはできなさそうです。ヤハマから、アビテックスという防音ルームが販売されているのですが、小さい部屋でも90万円くらいします。いつの日か、広い家でこの防音部屋を設置して思う存分本物のバイオリンを弾きたい…!と切実に思うのでした。

浜松楽器博物館

連休を利用して、浜松楽器博物館に行ってきました。
1000種類の世界各国の楽器が置いてあり、2階が楽器博物館になっているのですが、見ごたえ十分!途中で休憩が必要な程歩き回りました。
めずらしい楽器の音が視聴できたり、楽器の生演奏もありました。
浜松はピアノの町ということで、ピアノに関する展示が多かったようです。
体験コーナーでは、ギターや太鼓、ベルなどを実際に触ることができて楽しかったです。
楽器好きの方は、是非浜松に訪れたら行ってみては。

新本を購入♪

今日は45分間のレッスンだったので覚えたことがいっぱいありました。

・埴生の宿
アウフタクトについて先日書きましたが、どのようにリズムを取ればよいのかわかりました。アウフタクトとは、曲の最初の1小節目に、拍数が足りない状態で始まる状態を言いますが、その音は次の拍に繋がっているので、流れる用にそして少し強調して弾きます。いろいろな楽譜を見ていると、このアウフタクトを使っている曲は多いです。
例えばこの埴生の宿だと、最初の一音は4部音符ですが、音符通りの長さではなくやや強調して弾くと音楽的になります。

・ブラームスの子守歌
弓を小さく使わず、全体を使って弾きます。そうするとより強く美しい音がでます。ただ、八分音符も弓を大きく使おうと思うとあわただしくなりうまく弾けないので八分音符が続いているところはごく短く弓を使うようにするととても弾きやすくなります。

・ムーンリバー
今までの練習で出てきたことが多く出てきます。
八分音符が続くところでは弓幅を短くすること。
アウフタクトを強調すること。
八分音符が続くところ以外は弓を大きく使って弾く事。

・その他全体
弓の動かし方:下げ弓の時に体の方に流れていきがちなので、体から離していくように。そうすれば弦と垂直に弓を運ぶことができる。
首をかしげない:頭をバイオリンの方に傾きがちでしたが、頭はまっすぐにします。体もひねらないでまっすぐに。

次の宿題はサウンドオブミュージックです!
ミュージカルを見たことがありますが、とっても美しい曲です。
これもアウフタクトを強調することと弓を大きく使うこと。八分音符が続くところでは弓幅を短くすること、を注意して練習しています。

あとは新本を購入しました!
先生との連弾です。とっても楽しみです。ですがちょっと難しい。。

教本は、ホーマン ヴァイオリン教本1という本なのですが、この本のヴァイオリンに関する説明が面白かったです。
その中から抜粋:

バイオリンは楽器の女王といわれ現在全世界にゆきわたっていて、もうこれ以上改良の余地のない完成された一つの芸術品となっているが、この楽器の祖先といわれる弓を使ってひく楽器は今から焼く5000年前ころと思われている。現在のヴァイオリンの形を最初に完成した人は今からおよそ3世紀ほど前のイタリアのカスパロ・ダサロだと言われている。

今から3世紀も前に作られて以後形をほとんど変えていないなんて、すごいですね!芸術品と呼ばれるのも分かる話です。
3世紀前と同じ形で今たくさんの人に弾かれていると思うとバイオリンのすごさをかんじます。

ヴェガ・ストリングアンサンブル

月曜日に、心待ちにしていたヴェガのコンサートに行ってきました。
日本主要オーケストラの主席奏者やソリストなど個人的に高い評価を得ている演奏家達によって1992年に結束された弦楽合奏団です。今回のメンバーは16人。指揮者をおかず、公演一週間前の合宿により徹底したリハを行い、メンバー全員のディスカッションにより作り上げる完成度の高いアンサンブルということです。

とても楽しみにしていたので、会場前に到着してよい席が確保できるように
会社を早退したのにも関わらず、もたもたしていたら会場10分後くらいに到着してしまいました。。すると一番前列の中央列右端が空いていたのですかさず席を取りました。良い席確保で楽しみ半分緊張半分。
演奏者がもろに見えます。今日は前の人の頭を気にする必要もありません。

会場の紀尾井ホールはとてもきれいなホールで、ホール内は天井が高くてシャンデリアもありました。
客層も、年末にカルテットを聴きに行った時と同じくこぎれいにしている人が多かったようです。

ドラクエコンサートで行った上野の東京文化会館は、あまりきれいで無かったのでちょっとがっかりしていました。ドラクエなだけに周りがオタクっぽい人が多かったのが気になったのかもしれません。(自分もドラクエ好きなのですが…)

演奏は、とにかく素晴らしかったです。
音楽を聴いて感動したことを文字にするのは難しいです。
演奏が始まった時から音の美しさにいきなり引き込まれました。
すべての楽器の音が一つに合わさって何とも言えない素晴らしい音になったと思えばソロのバイオリンやビオラの音が天井高くまで美しく響き渡りました。
天井が高いホールの、天井まで音が広がっていくようなきがしました。
天井を見上げたら音が見えるようでした。
緊張もとけた中盤では幸せな気持ちになりました。
今までこんなに素晴らしい音という物を耳にしたことは無かったです。耳がついていることを初めて有難く思いました。
世の中にはいろんな綺麗な音がありますが、私は弦楽器が一番美しい音だと思います。

演奏者の顔や弾きかたもとても素敵でした。聞いている方が幸せなのですから、こんなに素晴らしい音楽を弾いている方はもっと幸せなんだろうなと思いました。少しうらやましくなりました。
しかし「何かを始めるのに年齢は関係ない」という言葉はとても良い言葉です。私もバイオリンを習っているんだと思うと、うれしく思うような慰められるような。
それから、コンサートや舞台などを見る時は、もちろん観客なので第三者なのですが、強烈に引き込まれたからか、うまく言葉に出来ませんが「鑑賞」というよりは「体験した」というような気がするのです。

1曲目:B.バルトーク ルーマニア民族舞曲
爽快で楽しい感じのする曲でした。軽快なリズムなのですがポップスみたいでは無く、楽器の音色がとにかく美しいのでのぼせてぽぉ~っとなってしまいました。ぽかーんと口が開いてました、私。

2曲目:E.Hグリーグ 弦楽四重奏曲 op27

バイオリンのソロが素晴らしかったです。

3曲目:E.ドホナーニ ハ長調op10
3曲の中で一番好きになりそうな曲でした。もだえました。

4曲目:M.ラヴェル ボレロ
唯一知っている曲です。

これはもう演出が最高でした!
パンフレットには「打楽器を別とすればついに一度も、主旋律を担当できずに終わってしまう唯一の楽器」がパートを持つとのこと。
なんだろうなんだろうと楽しみに思っていると突如真っ暗になった舞台に浮かび上がったのは大きなチェロを持った奏者が前後に並んで二人だけ。。。
チェロのソロなんて始めてです。浮かび上がった時に客席からは笑い声が。「あ、ここは笑うところなのか。。」と素人の私は思いました。後ろのおばあさんからは「まあ 素敵」という声。チェロの音は小さくあまり響きませんが楽しい気持ちになりました。そしてチェロのパートが終わると伴奏をしていた次の楽器のソロになり、それが終わるとまた次の楽器のソロになる というリレーになっていました。ボレロのあの有名なメロディーがいろいろな形で奏でられます。聞いてる方が本当に楽しかったです。
ソロもしくは2人で目の前で奏でるものですから、もう幸せ一杯です。美しい音色にまたももだえました。

演奏が終わった時にはものすごい拍手と「ブラボー」の声が!私も心から思いっきり拍手しました。ブラボーそのものです。こんなに人を幸せな気持ちにさせるこの人達は本当にすごいです!
アンコールは2曲もあり、大満足すぎる気分で帰宅しました。
一緒に行った友人は何も楽器をやっていませんが、帰路興奮して「何か楽器をやらなければ!」と言っていました。私ももっとバイオリンをうまくならなくては!となぜか焦るのでした。

それから、今まではバイオリンばかりに注目していましたが、ビオラやチェロ、コントラバスといった大きな楽器の音が物凄く美しかったことを発見しました。
ボレロのソロで全員の顔を覚えることが出来、ファンになりました。
演奏している時の顔って本当に素敵です。
この団体は、毎年演奏会を行っているそうなので必ずまた来年も行かなくては!と思いました。

あまりに感動しておいそれと眠いときなどに感想が残せなかったこの数日ですが、ちゃんと記録できてヨカッタ。。

クラシックに少しは興味があるけれどコンサートに一度も行ったことがない方は是非行ってみて下さい。クラシックって若い人の間ではあまりなじみが無く、周囲との話題でもまったく出ませんが、一度行ったら 感動ってこういうことかあ と思うはずなのです。

コントラバス奏者 池松宏 氏のファンサイトの中からヴェガのページ
山梨・八ヶ岳 ペンションふぁみりいのサイトからヴェガに関するページ

ヴァイオリン:佐分利恭子 白井篤 双紙正哉 田尻順 水鳥路 森田昌弘 山本千鶴 高橋宗芳 村井俊郎
ヴィオラ:金子なお 赤坂智子 鈴木康浩 
チェロ:村井将 服部誠 原田哲男
コントラバス:池松宏


音を弾いてるだけじゃだめなんだ

今日もレッスンです!今月は3週間続けてのレッスンだったのでどんどん上達している気がします。
宿題に出ていた音階練習はなんとか苦痛でも無くなってきて、指を押さえたまま弾くこともできるようになり、手の形も固定できるようになってきました。無事この苦労した音階練習も卒業です。

・ビバルディの春
スタッカートに気をつけて練習をしてきましたが、そこに気をとられすぎて、八分音符を「なんとなく」という感じで弾いてしまっていました。八分音符もしっかりと弾くと更によくなりました。あとは3の指がどうしても高くなりがちなので気をつけなければいけません。

・ブラームスの子守歌
ビバルディの春の次に練習していたので、子守歌なのにもかかわらず勢いがある子守歌になっていました。。少なくとも楽譜の一列分は流れるように弾かなくてはいけません。あとはメロディを少し間違えていました。。
八分音符と四分音符を同じように弾いていたのです。
楽譜は苦手なのですが、ちゃんと読まないといけないのでした。

アウフタクトとは
ビバルディの春や、子守歌はアウフタクトになっています。アウフタクトとは、曲の最初の1小節目に、拍数が足りない状態です。子守歌の場合、1,2,3,1,2,3の3に最初の音が入ります。その分曲の最後は2拍で終わるのです。
うーんこんなこと10年ピアノ習ってて知らなかったぞ。。

次の宿題はムーンリバーと埴生の宿です!
埴生の宿は、♯が2こついている「ニ長調」です。
長が変わると、指の置き方を見ながらでないととたんに分からなくなります。使っているテキスト「大人のバイオリン」では、埴生の宿のページには指の置き方が書いていません。。
そこで自分で作ってみたものが上の「ニ長調の時の指の置き方」です。
パソコンで開きながら練習してみると、ちゃんと弾けました。

小さいころピアノを習っていた時は、楽譜を読むのがとても苦痛でした。
でも大人になったからでしょうか、楽譜に書いてある記号の持つ意味が、ひとつひとつ大事に感じます。

ブラームスの子守歌

レッスンでブラームスの子守歌が宿題ででました。
なんとなく聞いたことがある、程度の曲だったのですが、練習しているうちにとても気に入りました。
子守歌 という名前がついているだけあってとてもゆったりした気分になります。お風呂に入っている時や気分が良い時、ついつい鼻歌を歌ってしまいます。

ブラームスの子守歌が収録されているCDを発見しました。

ごきげんクラシック~のんびりブラームス

VEGAのチケットをもらった!

今日はレッスンの最後に先生にVEGAというストリング・アンサンブルのコンサートのチケットを買いました!
これはNHK交響楽団や東京フィルなどの首席奏者やソリストなどが集まったすごい団体がやるコンサートなのです!
さて、ストリング・アンサンブルとは一体なんなのでしょう。ネットで調べてみましたが結局よく分かりませんでした。しかし人数がたくさん集まって共に奏でるというような感じかもしれません。
去年に四重奏のコンサートに行ってとても感銘を受けましたが、その首席奏者もいます、お正月に行った東京フィルのニューイヤーコンサートでコンマスをやっていた青木さんという人も出ます。すごいです。
月曜日なので、私も一緒に行く友達も会社がありますが、友達はお葬式があるということにして(!)早退してくれることになりました。

今からスゴク楽しみです♪

2005-01-15

今日は一週間ぶりのレッスンでした。今週は何かと忙しくあまり練習する時間が無かったですが1日に20分くらいは練習する時間が取れるようにしてました。各弦練習は曲になってないし弦の移動が多いので、初めて向き合う時はとても苦痛でした。それでも何回か練習していると指がなれてきて弾けるようになってきます。
レッスンでもなんとか弾くことができましたが、弦の移動が多いし教室が暖かかったので汗が垂れてきました。汗を流したことなぞこの何ヶ月か無かったことです。。
しかし教室が暖かいとバイオリンは弾きやすいです。私の部屋は暖房がない(!)のでいつも指がかじかんでます。
今までは弦が移動するたびに指を一音一音離していましたが、弦が移動する時に指を前の弦に残しておいて次に弾きやすくするテクを教えてもらいました。あの苦痛だった曲が大分弾きやすくなりました。

宿題に出ていたエーデルワイスは、頭の中で拍を数えながら弾きました。拍を数えて弾くと自然と体が動いてしまいます。今まではもちろん棒立ちで弾いていて、コンサートなどで「よく体を動かして乗りながら弾けるなあ」と思ってました。こういうことかと少しわかりました。
エーデルワイスはまだ弦が「ぎゅ~~」と鈍い音がする時も時々ありましたがなんとか○をもらいました。
ビバルディの春は、宿題が出た時には「ついに有名な曲がきたーー」と思ったものの、あまり練習ができずうまく弾けません。ビバルディに申し訳ない演奏となりました。

「ビバルディの春」
・スタッカート
スタッカートは前に各弦練習で練習していました。プツ、プツ と弾くものだと思ってましたが、弓を大きく使って弾くそうです。そうするとなるほどちょっと豪華な音になります。

・3の指の場所に気をつける
各弦練習では今1の指と2の指をくっつける調でやっているので、指の形が混乱しがちで、3の指を落とす場所があいまいになりがちです。4の指を使う前には3の指が高くなりやすいので気をつける必要があります

・シンコペーションを覚えた!
シンコペーションとは、一定の拍子に変化を与えることです。今までは特に変化がない曲でしたが、シンコペーションなるものが出てきて、ちょっと上達したような気がしました。

あとは、手首の形がぐにゃぐにゃして安定しないので、なるべく変えないようにして弾くと良いみたいです。
早く春が完璧に弾けるようになりたいです。

次に宿題が出たのはブラームスの「子守唄」です。これもきれいな曲です。楽譜を見るとp(ピアニッシモ)とかだんだん大きく記号などがあるではないですか!だんだん宿題に出される曲も音楽的になってきてますます楽しくなってきました。

ドラクエオーケストラ

先日ドラクエオーケストラに行ってきました。
でしたがそれなり、、という感じでした。
オーケストラはゲーム音楽よりやっぱりクラシックが良いなと思いました。

一ヶ月に一回はクラシックコンサートの日

東京フィルのニューイヤーコンサートを当日券で行って来て、クラシックのコンサートって敷居が高いようで実は気軽に行けるということが分かって、これからは頻繁にコンサートに行ってみようと思いました。一緒に東京フィルコンサートに行った友達も大人になってから初めていったクラシックコンサートに感銘を受けたらしく、二人で一ヶ月に1回何かのコンサートに行ってみようということになりました。

今月はニューイヤーコンサートに既に行きましたが、ドラクエ好きの友達がドラクエクラシックコンサートがあるということを発見しました。
今日「すぎやまこういち新春ドラゴンクエスト・コンサート スペシャル」に行ってきます!
私もドラクエは大好きで曲も知っているので楽しみです。
でもドラクエなだけに子供が多そう。。

友達は何を着ていこうかなーと散々迷っていて、結局ジャケットを着ていくことにしたそうです。私も少しおしゃれをして行ってみようかと思います。