2015年もあとわずか・・・
この師走に流れてくる医療関係のニュースは来年の改定の話がほとんど。
浮かれた話も一切なく暗~い話題が目につきます。
診療報酬改定の内容については前回お伝えしましたが、内容を詳しく掘り下げてみましょう。
診療報酬本体 +0.49%
各科改定率 医科 +0.56%
歯科 +0.61%
調剤 +0.17%
薬価 ▲1.22%
材料 ▲0.11%
診療報酬・薬価等に関する制度改革事項
① 医薬品価格の適正化(国費▲500億円程度)
② 大型門前薬局等に対する評価の適正化(国費▲40億円程度)
③ 経腸栄養用製品に関する給付の適正化(国費▲40億円程度)
④ その他(国費▲30億円程度)
⑤ 湿布薬の処方制限(国費▲30億円)
等々・・・
さらに掘り下げてみまして、薬価の下げ率にはもう1パターンあります。
『売れすぎた医薬品の強制薬価引き下げ』です。
こちらが▲0.19%ありますので、実はこれを含めると薬価の下げ率は
▲1.22% + ▲0.19% の▲1.41%になってしまいます。
こーなるとネットも▲0.84%から▲1.03%と▲1%を超えてきます。
なんとか1%のマイナスを避けてきた風に見えますが、外枠でこんな仕組みが
成り立っています。
この外枠ですが、金額にすると500億円程度になります。
外枠がすべて当てはまった場合の薬価下げ率はなんと▲1.7%!
過去最大です。
この外枠は本体に充当されませんので表向き名改定率はネットで▲0..84%と
なってしまうのです。
結局足りない分はすべて薬でカバーしてしまおうという財務省の魂胆見え見え
なのですが、外枠にすることでマイナス分を小さく見せれるメリットを最大に生かしています。
あとは薬価で何とかしてしまえ!的な・・・
薬価であれば医師会の反対は非常に少ない。
改定内容は決まったものは仕方ない。
あとは本体部分の改定内容を見ていち早く対応できるようにしておくことが大切ですね。