秋の花粉シーズン真っ只中ですが皆さまの鼻は大丈夫ですか?
春の杉に比べれば大丈夫って方が多いと思いますが、
秋も ダメよ~ ダメダメ! って人もいると思います。 いいじゃないの~
そんな中、遂に10月8日に発売になりますあの薬。
シダトレン
スギ花粉 舌下液 が発売になります。
減感作療法としてはかなり前から期待されていた薬剤ですが、発売延期等を経て
10月8日に鳥居薬品から発売されます。 なぜ鳥居薬品?? 軟膏??
試薬の世界では有名な鳥居薬品。かなり前から研究してたようです。
このシダトレンですが、花粉症のお薬ですが スギOnlyです。
ヒノキやイネ科には効果ありません。 ちなみに私はイネ科・・・ オイッ!!
このお薬は減感作療法ですので色々と思うところはあるんですが・・・
この際言っちゃいましょう!!
スギアレルギーの人に抗原を強制的に入れるわけなので・・・
いきなりアレルギーショック!!なんてことはないんでしょうか・・・
3年も継続するということは・・・ シーズン前からアレルギー薬飲んだ方が楽
なんじゃないの・・・ ってか3年続く??
究極の質問ですが・・・ 効くの???
まぁその他もろもろ確認したいことはありますが、このような疑問は皆さんお持ち
ではないでしょうか。
そんなことも含めて、私が知っている範囲で少しご紹介。
まず薬剤はこちら。見本です。
左の青いのが最初の7日分
1ml中にスギ花粉エキス原液で10,000JAU/mlを0.02ml含有しています。
真ん中の白いのが8日から14日分 2週間目の分ですね。
1ml中にスギ花粉エキス原液で10,000JAU/mlを0.2ml含有しています。
1週間目の10倍っすね。
そして、1番右が15日目以降の2,000JAUパック。 1包に1ml入ってます。
では個別に紹介。
最初の1週間はこの青ボトル。1回目は医療機関での接種が義務付けられています。
初日は1滴プッシュ。 1プッシュは約0.2mlとのこと。1~2日が1プッシュ。
3~4日が2プッシュ。5日目が3プッシュ。6日目が4プッシュ。
7日目が5プッシュです。
ちなみに1プッシュとは、このボトルにディスペンサーを付けて使用します。
分かりづらくてすみません。このディスペンサーでプッシュします。
こちらが2週間目。含有量が10倍ですので、プッシュ回数も7日目は5回でしたが、
8日目は1回。 以降14日目までは青ボトルと同じ回数になります。
そして15日目以降から約3年間はこちらを使用します。
白ボトルと同規格。1回1包1ml使いきりです。
使い方は舌の下(下ですよ!上じゃないっす)にプッシュして2分間保持。
服薬後5分間は飲食禁止。 です。
やはり抗原を体内に入れるわけなので、副作用として喘息や口内炎、
各種アレルギー症状が出る可能性があるそうです。 そりゃそうだ・・・
保存は絶対に要冷蔵!
なるべくではなく、絶対です。
なんせ・・・
25度の室内で1週間放置した結果・・・
規格外になるそうです・・・ オイオイマヂカ・・・
スギのシーズンは春。 そう暑くない。でも夏でも服用する必要がある。
帰りの車内は灼熱・・・
置き忘れたら1発アウトですな。
薬局側も夏は保冷バッグ等の用意が必要になりそうだ。
そして・・・
効くのか・・・
効くそうです。 そりゃメーカー聞かないとは言わないけど・・・
2年以上の利用者で改善率は約80%でそうです。
そして・・・ 20%程の方で
寛解 だそうです。 おぉぉぉ!!
それならば期待はもてそうですな。
でも新薬なので処方は2週間まで。
物が物だけに最初は1週間分しか出さないでしょう。
2週間に1回通院してもらうのは大変かも・・・
しかも3年も!!
1年でも効果はあるみたいですが、3年かぁ・・・
売りたいから3年じゃないよね??
そして費用的には高くもなければ安くもない。
青ボトルが薬価421.1円。
白ボトルが薬価1,006.6円。
15日目以降の14パックが薬価1,411.2円。なので1パック約100円。
お薬だけで薬価相当1日100円です。
これを高いとみるか安いとみるか・・・
別途診察代かかりますけどね・・・
この10月から使用しても来年の春には一定以上の効果が期待できるそうです。
そして1度得た効果は無くならないとのことですが本当か・・・
と言うことは1年ほどでドロップアウトする人も出てきますよね。たぶん・・・
ちなみに味にも興味あるんですが、今回は空容器見本しか貰えなかったので
味は分かりません。
私はイネ科花粉症なので味見しても問題なさそうですが、スギ花粉症の人は
味見しただけで ヘックシュン! 涙ボロボロ なんて事になりそうですね。
ご興味ある方は詳しくはDrにお尋ねくださいませ。
ただし、この治療ができるDrも限られます。
関連学会主催の舌下免疫療法講習会を受けたDrで、
シダトレン適正使用eラーニングを受講していて、
シダトレン適正使用eテストに合格したDr だけです。
処方せんが来たときにそのDrの初回はメーカーに受講済みか確認することが
薬局で確認することが義務付けられています。
そしてそして、患者さんも緊急時アナフィラキシー現象対応としてシダトレンを服用
している旨を明記している
患者携帯カード
の保持に協力してもらうことになっています。義務ではないです。
そしてそしてそして
薬局もシダトレンの適正使用をMRから説明を受け理解した旨の署名を
お願いするとのこと。
こりゃ めんどいかもね・・・
ちなみに当社でも1部店舗で取り扱います。
どうなるか。
スギ花粉最盛期の3月にゴルフしていて 鼻水ダラダラ 涙出まくりで
グリーンなんて読めねーよ!! って方。
治療の一助にでも頭の片隅に・・・




