第2回 でございます。
前回はC型肝炎治療薬の値段があまりにも高いとお話ししましたが、もう一度おさらいで・・・
レベトール200mg 薬価 627.6円 約24週間服用。
ソブリアードカプセル100mg 薬価 13,122.8円 約12週間服用。
高いですね・・・
こちらがインターフェロン ピカチュウ・・・ 皮下注です。
ペグイントロン100μg。 24週打ちます。
こちらの薬価がまた高い・・・
1バイアル 33,332円
C型肝炎の患者数は肝炎症状の出ていないキャリアを含めると200万人以上。
このうち実際に治療をしている患者数は30万人ほどしかおりません。
日本の人口は約1億3000万人。 C型肝炎患者数は人口の1.5%にもなります。
ではなぜ30万人しか治療をしていないのか??
まず大多数はC型肝炎ウイルスに感染していることすら気づきません。
若い人はあまり血液検査しませんよね?
献血で判明したなんて人は意外と多いんです。
そして実際にウイルスの陽性に気づいても治療を始めない人も多い。
ウイルスが陽性でも肝機能に異常が見られない場合もあります。
また陽性でもほとんど普通の人と変わらない生活ができる人がほとんど。
そして莫大な治療費が加わるとなかなか治療への決断ができない。
し・か・も 実際に治療したら・・・
副作用
でます。ほぼ100%でます。
この治療で副作用でなかったよって人は現在の3種併用治療では聞きません。
これでは治療が進みません。
ではまず治療費について・・・
前回お伝えしたように薬と注射で薬価換算10割で週10万円オーバー。
これに治療前にはCT取ったりエコーとったり肝生検したりでプラスされたり・・・
あれよあれよって支払いが増えていきます。
しかしこのお金の問題を解決するべく公費が存在します。
肝炎治療受給者証ってのがありまして、こちらを保健所に申請すれば
1か月あたりの負担金に上限がでます。
収入により1万円か2万円のどちらかで負担が収まります。
しかしこの受給者証の申請は月末締めで、締めから2カ月ほどかかります。
月初から治療をスタートした人ですと3カ月分ほどは通常の3割負担になります。
となると・・・
薬代、注射代等もろもろ含め、自己負担額で 週5万円ほど。
1か月20万弱。
3カ月で60万程かかります。
この金額を当面払うのは厳しい・・・
当然その間の治療費は償還払いで戻ってきますが、戻ってくるのにまた時間がかかる。
その辺の負担についての時間的サポートをもっと手厚くしてほしいものです。
しかし治療効果は以前とは比べ物にならない効果が出ています。
日本人で圧倒的に多い ジェノ1b。
昔はインターフェロン1クールで治癒すればラッキーでした。
今はかなり治療効果が出ています。
ウイルスの遺伝子タイプにもよりますが1bでも90%異常の治癒率が出ています。
このウイルスの遺伝子検査が自費でまた高い・・・
4万円ほどしますからね・・・
10年後、20年後に肝硬変、肝臓がんへの移行リスクの高さを考えると
費用対効果は高いと考えます。
まぁ でもお金の問題はクリアできたとしても やっぱり考えるのは副作用です。
『インターフェロンは副作用がある』
単純に皆さんそう思っていらっしゃると思いますが、
相当です。
仕事やプライベートに100%影響します。
悲観的に書いてしまっていますが、実はこちらも改善してきています。
2年ほど前から改善度合いが高まっています。
その辺は また次回に・・・




