日本に戻ってきた。
もっと リスボンのことが忘れられない、早く戻りたいみたいなリスボンシックにかかるかと思っていたけれど意外とそんなことはなく、今の感覚としては竜宮城に行っていたような、あのリスボンの生活は現実のものだったのだろうかというような気持ちが支配している。
それはきっとみんなが全然変わっていなかったせいであって(もちろんみんな就活が終わり一歩前に進んではいたけれど)、それはとてもうれしいことだった。
帰ってきてまだ3日目だけれど、多くの大切な友人たちと会うことができて、とても楽しかったよ。みんなありがとう。
帰ってきた部屋は、メキシコから帰ってきた時のままのとっちらかえった状態で、先ず何とかしてこの部屋を今の僕に合わせることから始めなければならない。一つだけいえることは、本とCDが多すぎる。自分の部屋なのに久しぶりに見てびっくりした。いろいろ捨てることから始めよう。
それからCDが多いと書いたけれど、その中には結構な数のジャズのCDも含まれていて、リスボンには持っていっていなかったものだから、夜、ちょっとした雑誌のコラムや小説を読んだり、絵を書いたり日記をつけたりしながらジャズのいい音楽を聴けるというのはうれしい。そして、その夜の選択肢の一つに新たに加わるのが曽我部恵一のsingというアルバム。
リスボンからネットで予約して届いていたCD(そんなものを予約していたことなんて忘れていた)を帰ってきた日の夜に聞いたのだけれど、音数が少なくて、メロウでなんといっても気張ってなくて、とても心地よい。いいです。
そうそう、それからもう一つ。
再会を果たしたの最愛のバカ犬。俺のことを覚えていてくれた。うれしい。
今日一緒に散歩にいったけれど、相変わらず元気だ。でも暑さにはだいぶやられているみたいだけれど。
もっと老けてしまっているかなと想像していたので、相変わらずバカなままだったのは嬉しいこと。
これからあいつのことはバカ犬ではなくバカォン(ポルトガル語で犬はカォンという)と呼ぼう。
そんなこんなで僕の日本での日々が再開した。
ゆっくり休みたいという気持ちもあるけれど、先延ばしにしていた就職のことをちょっと本気で考え始めなければならないし、2級建築士の製図の勉強もしなけりゃならないし、ポートフォリオも作らなきゃならないし、動きださなきゃいけないのかな。
とにかくまた頑張っていこう。
そして、いまのこの「なんだかリスボン行ってたのが夢みたいだ」という気持ちを考えると、このブログをしていたことはほんとに意味があることだなと思う。留学生活が意味のあるものであったことは間違いないけれど、その価値が明らかになってくるのはこれからであり、これからの僕の生き方によるはずだから、留学中の気持ちを思い出して、しっかりと意味のあったものにしていかなければならない。
いろいろ書いたけれど、みんなと旅行に行きたいぜ!!!