このタイトルで、いきなり何の写真?と思ったかもしれないけれど、本題に入る前にちょっと余談を。
こういう看板がリスボンの歩道にはいたるところに立っている。そして、通常は内側がロールスクリ-ンになっていて、何秒かおきに二つの広告が上に下にと現れるなっているようになっている。
だけど、このクノールの広告は新しいタイプ。看板の中下部にポケットがついていて、そこに商品の見本が入っており、自由に持っていけるようになっている。
とはいっても、2個しかないし、これどうなってるの?たくさんあって残った結果の2個なの?定期的に誰かが補充してるの?ずっと置いてあったら危険なことに使えてしまうんじゃないの(毒混入とか)?なんて思いながら、興味本位で一個とりだしてみてびっくり。
一つ取りだされたことにセンサーが反応して、上部からポトンと新たな一個が落ちてきた。しかもそれはちょっと冷えている。
これはすごい。落ちてきたときはびっくりしたよ。こんな薄い看板の中にそんな仕掛けが隠されているなんてさ。
さてさて、閑話休題(←これ中学の時の国語の先生の口癖だったな、懐かしい)。本題に入ろう。
課題で、まあいろいろあって、リスボンにおけるグリーンスペースを軽く調べることになった。グーグルアースでぱっと調べてしまってもよかったのだけれど、せっかくの機会だし、課題やる気も出ないし、ちょっとぶらぶら歩いてみようかなとBela Vista公園とメトロAlameda駅近くの都市の中の緑、そして寮の近くのMartires da patria公園に行ってみた。
Bela Vistaなんてリスボンに住んでいてもこんなことがないと絶対行かないし、今、この時期にもう一度多角的にリスボンを見ておきたいというのもあった。
Bela Vista。 予想外に心地いい芝生の広い空間。でもまだ整備途中。
今はまだ近隣住民がふらっと訪れる広場でしかないけれど、そのうちもっと遠くのリスボン市民も日曜のまったりとした時間を過ごしに日光浴に来るようになるかもしれない。それだけのポテンシャルがあるし、リスボンにこういう空間はあまりないからね。
公園の中を北に向かって歩くと眺望が広がる。
足元に広がる郊外住宅地はなんだかメキシコみたいでもあったし、こういう街は嫌だなあ。なんだかね、中流層が住んでる囲まれてないゲーテッドコミュニティみたいな。
そして空港も見える。ここから空港への視線はよい。空港の手前には緑の森も広がっているし、この辺りは割と緑に恵まれている。こういう良い緑が残されていくといいなって思う(たぶん守られては行くだろう。建築のクラスはどこもこういう郊外を敷地に設定しているけれどとりあえずの大きなテーマはどのクラスもグリーンをどうつないでいくからしいからね)。
ここで飛び立つ飛行機を眺めていたらちょっと切なくなってしまった。
仮定だらけの話になるけれど、もし僕がずっとリスボンに住むことになって、大切な人がどこかに去っていくとしたら、ここからひっそりとだけど強く強く飛び立つ飛行機を見送りたいなって思う、そんな場所。
続いてAlameda駅を出たところにある広場。リスボンの街の中でサッカーしているのを初めて見た。リスボンは坂だらけで街中じゃ気軽にボールけれないからね。
こういう、ふらっと行ってボールけれる場所ってすごく大事。みんな太陽の下に集まって、おじいちゃん達は討論を交わして、恋人たちは抱き合って、リスボンには珍しい生きているグリーンスペースだ。
今回グリーンエリアを調べるのは広場のほうじゃなくてアジュダのほうのためなんだけれど、広場をこういう生きた空間に持っていかなきゃいけない。参考になるね。
最後に寮の近くの公園(名前長いから割愛)。ここは緑があって、池もあって水鳥もいて、心地よいけれど、柵があって緑の中には入れない。人が入れるのは固められたサーキュレーション空間とそこに並べられたベンチだけ。まあ、だからこそ安心して鳥たちが集まってくるというのはあるけれど。
一口にグリーンといってもいろいろあるね。でもそんなこと行く前からわかっていた。
それよりも、グリーンを見るという名目のもと普通じゃ行かないリスボンの中の変な場所をうろうろしたことが大事。
で、だれもが行く中心部に戻ってきたらイースター休みでものすごい観光客。
大道芸もやっていた。なかなか面白かったよ。リスボンに来て初めて見た。
みんな実家に帰ってしまったみたいで、寮にはわずかな人しか残っていない。
そのわずかな中の一人、エアストニア人の女の子が作ったイースターの卵。
卵にオニオンの皮をまいて茹で卵を作る。そうするとこういうマーブル模様がついてきれい。
この卵の頭と頭をぶつけあってファイトして、負けたほうは食べるというのが伝統ならしい。


