体調を久々に崩したな。やる気が出ないし、雨も降ったりだし、やっぱり一つ一つ片づけていかなけりゃならないな。
ということで書こう!備忘録を。
1日目 リスボン→ポルト。
前日まさかのパーティー&バイロ・アルト行きで寮に戻ったのが当日朝3時半くらい。そんなこんなで、この日は夕方6時ころ寮を出発し、とりあえずポルトまで行く。ポルトに夜11時過ぎに着き、見つけたホテルに泊まる。
2日目 レサをゆっくりと時間をかけて見学し、ブラガへ。
まず、メトロの駅から橋を渡ってすぐのところにある、タヴォラが全面的にかかわった公園へ。
例えば、コールテン鋼の柵のデザインや、自然任せにするでなく、しっかりと人工的に整備した歩道、雨水の処理など、参考になる公園のディテールがたくさん詰まっている。そういう細かいところを写真にとりながら、こういうところに関心が向くというのは留学してアーバンをとってよかったところの数少ないうちの一つかもしれないと思う。
同時に、日本に戻ってもこうやって参考にしようと思える公園や広場、屋外パブリックスペースってあまりないよなとも思う。
タヴォラのテニスのクラブハウス。
これは本当にいい。ちょっとした配慮、操作がいろんなところに効いている。一つの操作がいくつもの効果を生むってこういうことなんだね。すごい。
シザの「もう一つの」レサのスイミングプール。これもなかなか良い。強引に侵入した結果、中央のプールまでたどり着けた。あとで気がついたけれど、公園の管理室で監視カメラを警備員が見ていたかも。まあ、何も言われなかったからよしとしよう。
この建築も日本ではほとんど知られていないんじゃないかと思うけれど、見る価値はある。プールという特殊解ではあるけれど、外と内、パブリックとプライヴェートの仕切り方(つなぎ方というより仕切り方という表現がふさわしいと思う)は興味深い。
管理室のある、サンティアゴ邸。もともと貴族の所有地を公園化したもので、この屋敷はその時代のものをタヴォラが改修している。
めちゃくちゃこだわってやっていて、まだ完成していない。ところどころ完成していない壁の下地がむき出しになっているところにスケッチやラフな寸法が書き込んである。現在はタヴォラの息子がデザインを行っているとのことで、このスケッチはその息子によるものらしい。
シザのレサのスイミングプール。インフォメーションで頼むと鍵を借りる場所を教えてくれ、そこで鍵を借りれば内部に入れるという情報を友達からもらったのだけれど、その話をインフォメーションの人にしたらみんな?で、結局内部には入れず。もう一回夏に行くか。
でも外からでも大体のことはわかる。レサにもう一度行くならこのプールを見るより、もう一回時間をかけてタヴォラを見たいというのが本音だ。
親切にスタッフが窓を開けてくれた。そうやってあけるのか~。心地よい風が吹き込む。
日本と一緒で、「夏を旨とすべし」という考えで設計されているように思う。ポルトガルは日差しが強いから、これだけ軒を取る必要があるんだね。
この建物はエントランスへのステップの取り方、入り口は低くせまく、そこを抜けると今度は下る階段があって、そこは曲面を伝って光の落ちる広い空間。階段を下りてティーハウス&レストランへという導線が良い。
そうそう、導線って動線が正しいのかもしれないけれど、僕は意識的に導線と書く。そっちのほうがしっくりくるから。
トイレのアズレージョタイルやトイレの自然光と人工ライトの付け方の関係性とかもいい。
シザ設計のポルト・サン・ベントのメトロの駅。
いい意味で普通のきれいな駅。大げさなことはなにもされていない。ところどころシザにより描かれた人が印刷されたタイルが埋め込まれている。
サン・ベント駅から列車でブラガへ行く。
ブラガを歩き回った結果、危惧していたことが現実となる。明日が日曜で、日曜はお店が閉まっていてレンタカーが借りられないという現実。
仕方なしに新たな計画を立て、レンタカーを借りる日数を一日減らすことに。
夜、ショッピングモール内のレストランでブラガvsベンフィカの大一番を見ながら夕食。ブラガvsベンフィカが行われるたびにブラガにいる俺。奇妙なめぐり合わせ。
試合はベンフィカが支配し続け、前半ロスタイムにルイゾンがコーナーのこぼれ球を決め、これが決勝点に。
ブラガとしてはもったいない失点。ベンフィカはホームで勝利が義務付けられていたし、0-0のままもっと進んで焦る本気のベンフィカが見たかっただけにちょっと残念。
でもこの試合で改めてベンフィカの強さもブラガが良いチームであることも確認できた。ブラガの若くてかっこいい監督は采配もなかなかうまい。
3日目 ブラガ、ギマランイス、ポヴォア・ド・ラニョーゾ、 ボン・ジェズス、スタジアム。
この日のメインをギマランイス行きと定める。
バスの時間までブラガの街をふらふらする。以前来た時も好きな場所だったけれど、今回は花が咲き乱れており、朝の陽射しも心地よくさらにすばらしい。
ギマランイス。タヴォラ設計の広場。デザインうんぬんよりも町全体の雰囲気やスケール感が心地いい。
でもこのスケール感の心地よさは近接する二つの広場をちゃんとしきっているからこそ。そしてちょっとしたぺイブメントのデザインや段差もこれに一役買っている。
タヴォラ設計のポウサーダ、ポウサーダ・デ・サンタ・マリーニャ。修道院を改修したオールドタイプと、新たにタヴォラが設計したモダンタイプを持つポルトガル最大のポウサーダ。
オールドタイプの長い廊下。もともとの建物のポテンシャルがいいっていうのもあるけれど、やっぱり心地いい。
今のところカヒーリョ、タヴォラ、ソウト・デ・モウラとポウサーダを見たけれど個人的にはこのタヴォラノが一番良い。カヒーリョのもかなり良かったけれど、個人的にカヒーリョのほうは新築部分と改修部分がうまく解けてないように感じたから、タヴォラのほうがいい。
ソウト・デ・モウラのは世間的には一番有名みたいだけれど、… まあ、これは後で書こう。
オールドタイプの一番突端にあるテラスからカテドラルとモダンタイプを見る。
このテラスもまた素晴らしい。左の一段下がったところに設けられているのがモダンタイプ。
オールドタイプの部屋は見ていないけれど、モダンタイプの部屋は大きな開口があり心地よさそうだった。
中庭に設けられた、煙草の火を消すための砂。こんなところまでちゃんと心配りがなされている。
モダンタイプの外観。一見けばけばしいけれど、素材が鉄骨と木の組み合わせで、いい具合に色も落ち着いてきていて嫌な感じはしない。
モダンタイプをこの場所に作ったというのがまたいい。元の修道院を侵すことなく、モダンタイプもちゃんと生きている。
再びギマランイスの街に戻る。街並みがポルトともリスボンとも違う。木の茶色っていうのがリスボンやポルトにはあまり見られない要素だね。
さて、その後バスでポヴォア・ド・ラニョーゾへ。
バスの運転手に奥さんまたは友達でもいるの?って聞かれる。そうでもなきゃこんな東洋人が行くようなところじゃないってことだ。
町としては結構大きめな町。中心の広場には人々がベンチに座り集まっていた。
古い家も一部残っていた。
こんな景観は初めて見る。
山の中じゃなくて普通の街の一部にこんな巨岩の丘があるなんて。
タクシーを使ってボン・ジェズスへ。イースター期間だからすごい人。日本の初詣みたいなものだよな。
個人的には好きな場所だけれど、東大生はそうでもなかったみたい。
好みは人それぞれだからね。
♪歩幅が合うてすごいよな~ っていう歌詞を口ずさみながら感情を殺してた。そんなひどい言い方しなくてもいいじゃん。前来た時はさ、人もいないしすごく良かったんだよ。それに俺は今回も結構良かったけれど。
そして戻ったブラガの街では偶然にもイースターのパレードを見ることができた。
貴重な経験。初めてちゃんとイースターっていうものを味わったな。
イースターの時期にブラガにいてよかった、結果オーライだ。
最後にスタジアムに行ってフィニッシュ。
内部に入れなかったけれどとりあえずこれだけ見られただけでも良かった。
次の日からはレンタカーの旅。






