急遽、コエーリョとのミーティングが明日に変わったので、今日は3人でベレン地区に行ってきた。ジェロニモス修道院やベレンの塔、発見のモニュメントなどを見て回った。どこも入場料がとられるのだけれど、学生だとただというのが素晴らしい。それに加えて、なぜか今日はバスもただという奇跡的な日。
どこもよかったけれど、ジェロニモス修道院は素晴らしかった。圧倒的。でも、ベレンは完全に観光地化していて、観光客がたくさんいて、それは残念だったけど。ブログを書いていていつも思うことなのだけれど、(古いカテドラルにのみ当てはまるのだけれど)空間が圧倒的すぎると、ただ、もう圧倒的で、言葉ではすごいとしか表現できない。あのすごい空間を表現する言葉を僕は持っていない。ひとつだけ言えることは、中世や近世のヨーロッパに、もしも僕が住んでいたら、間違いなくキリスト教を信じていただろうということ。だって、あの空間を当時の世において体験したら、「神は存在する」って思うでしょう。
その後、さんざん本屋で遊んで、スーパーで肉を買って帰ってきた。そして、カレー風味のうまいスープとパンをたらふく食べ、ペソアの詩集を訳す。ペソアの詩自体がたぶん難しいから、ポルトガル語を訳せても、うまく詩的に理解するのは難しい。 でも少しずつポルトガル語の文の構造がわかってきた。ポルトガルに来てからこんなこと言ってて良いのだろうかともちょっと思うけど。そんなの留学が決まった時点で、日本で覚えてこいよって話だよね。でももう仕方がない。今からが勝負だ。でも、こんなに主体的に外国語を学ぼうとしているのは初めてだと思う。その事実は素晴らしいと思うんだけど…だれも認めてくれないよね?笑
そうそう、今日、別の大学のいっこ下の友達から大学院に受かったて言ううれしいメールが届いた。本当によかった。すごいなあって素直に思う。彼女は設計という道にベクトルが決まりつつあるようだ。僕はどうしようか、と悩む。設計をやっていきたい気持ちもあるし、設計をやるならやっぱり、とりあえずアトリエに就職だと思うけど(ゼネコン設計部ってのはどうもねえ)、小さな世界の中でやっていてよいのかってのはある。あと、アトリエで頑張っていけるのかってのもある。やがては愛する誰かを養っていく必要性も生まれてくるんだろうしね。まあ最終的には自分を信じて、自分のやりたいことをやるしかないよね。なあなあにはなりたくない。もうどうしようもなくなるまではいろんなことにこだわっていきたいもの。
とりあえず、明日何が待っているのだろう。遠い未来も大事だけれど、その未来を決めることになるかもしれない、目先の一つ一つのことにベストを尽くしてこなしていこう!
あと、深夜に寮のポルトガル人と楽しい話をした。パーティーにも誘われた。いいことがたくさんおきますように。
ベレンの写真(ほとんどジェロニモス修道院だけど)を載せておく。本当に圧倒的だ。あと、感覚的にはベレンはもう海です。潮の満ち引きもあるし。だから発見のモニュメントや船の監視のためのベレンの塔がそこにあるんでしょう。今日は日が沈んでからも暖かいほどで、日中はものすごい太陽光でした。



