・・・・・・・っということで、ぼくはトランプ嫌いと受け取られているかも知れませんが、その通りです。(^^ゞ
彼は大統領という責に相応しい資質を持ち合わせていないと信じて疑わないからです。
彼が在任中は世界は危険に晒されていると思います。
日本の安全保障は、「核の傘」という概念をベースに成り立っています。
これは日本だけの問題ではありませんが、核の傘は本当に機能するであろうか?という問いは今ほど切実であったことはありません。
本当に発射ボタンを押すかというより、抑止力の問題です。
相手(あえて特定しませんが)がトランプは押さないだろうと判断すれば、核の傘の抑止力は急激に弱まります。
ぼくも含め、「ああこの問題は考えたくない」でしょう。
しかし、現実に存在するリスクから目をそらせることは、大人の態度としていかがなものでしょう?
核戦争まで飛躍せずとも、アメリカ軍は彼が最高司令官であることをどう思っているのでしょう?
それはわかりませんが、制度上どうなっているかはわかります
彼がまだ大統領に就任する前、アメリカ軍の高官が彼の命令には従いたくない旨の発言をしたことを覚えています。
第1期政権のトップたち(マティス元国防長官、エスパー元国防長官、ミリー前統合参謀本部議長、ケリー元大統領首席補佐官など)が退任後、トランプの持つリスクについて強い懸念を表明しました。
実に異例なことです。
軍はトランプ個人に対する好き嫌いで命令に従っているわけではありません。
合衆国憲法に忠誠を誓っているのです。
もし、大統領が(拷問や民間人殺害など)違法な命令を下せば、拒否することができます。
しかし、ベネズエラ攻撃(正式な手続きを経ていないイラン攻撃も)は国際法に違反するからという理由で、命令を拒否することはできません。
国際法上正当かの判断は政権がするのであって、軍人は判断しません。
もし命令に従わなかったら、軍法会議にかけられる覚悟が必要です。
究極の判断である、核ミサイル発射ボタンはどうでしょう?
実際の発射に至るまで、さまざまな判定システムを設けていますが、最終的には大統領個人の判断に委ねられています。
押せと大統領が言えば軍は従わざるを得ないのです。
ここが映画と違うところですね。
では、大統領の精神状態を判定するシステムはあるのでしょうか?
答えは「ありません」です。
定期的な健康診断だけで、大統領職に相応しい精神状態ではないという証明は不可能です。
できたとしても、判定に時間がかかるでしょう。
どうです?「彼が在任中は世界は危険に晒されている」という意味。
昨日は広島への原爆投下の日でした。
感情論を完全に抜きにして、原爆投下という犯罪を訴えるのは日本人の義務であると思うのであります。
