・・・・・・・っということで、トランプが始めた戦争のおかげで、イラン人を考える良い機会になりました。
現代の戦争の諸悪の根源は「一神教」にあるとぼくは感じています。
あまり大ぴらに言える話題じゃないですがね。(^^ゞ
ユダヤ教も、そこから派生したキリスト教も、さらに続いたイスラム教も一神教ですもんね。
一神教の神は一番強い。
彼らの生活で、一番強い神を欲した結果が一神教と考えて良いでしょう。
その一神教同士が喧嘩しているのが今の世界ですから、諸悪の根源と言ってもまんざら外れているとは言えないですよね。
多神教でも戦争しているじゃないかという声は聞こえますが。(;^_^A
さて、最古の一神教と言われるのがゾロアスター教です。
正確性にこだわる人は、善と悪の二神教だと言うでしょうが。
ゾロアスター教はアケメネス朝ペルシャ(前550年~前330年)の国教でした。
ユダヤ教はこのゾロアスター教の影響を強く受けています。
バビロンの捕囚って学びましたよね。
紀元前586年頃ネブカドネザルに敗れたユダ王国がバビロンに連れ去られ、約半世紀後にキュロス王によって解放された事件です。
後のササン朝ペルシャ(226年〜651年)はイスラム勢力に敗北してしまい、イスラム教圏下に入りました。
今のイラン人はイスラム教国(シーア派)ですが、俺たちはそもそもペルシャ人であってアラブ人じゃないぞという自負を持っています。
ならば、ゾロアスター教の影響が残っているかというと、(祝日や祭典に)残っているんですねこれが。
ホメイニがイランを支配する前のパーレビ国王は、ペルシャ人であることのアイデンティティを強調しました。
とはいえ1400年間もイスラム教であったので、敬虔なイスラム教徒であることには違いありません。
しかし、イスラム教もキリスト教もユダヤ教も、元はといえば俺たちのゾロアスター教じゃないかという誇りはあるのです。
イラン人が抱える歴史的に壮大なパラドックスがここにあります。
学校ではほとんど教えられないゾロアスター教。
実は現代にもその影響は脈々と受け継がれているのです。
トランプ政権がイランと交渉する上で、こんな基礎知識さえ持っているように見えないのは残念なことです。
イランの外交交渉の巧みさを見ていると、まるで子供と大人のようです。
