・・・・・・・っということで、飛鳥・藤原の宮都が世界遺産の指定を受けましたね。
もちろん見学しています。
おすすめの見学方法は、クルマに折り畳み自転車を乗せて行き、現地を自転車で回ることです。
見どころが広い地域に点在していて、自転車で回るのがベストだと思います。
記憶に強く残っているのが、あの地方の「ゆるさ」です。
日本人は世界遺産に指定されることが大好きです。
しかし、ぼくは積極的には賛成できません。
あの「ゆるさ」が台無しになるのを危惧するからです。
石舞台に落書きされるのを今から予言しておきます。
それを防ぐために柵とか入場規制とか、負の面しか思い描けません。
他の世界遺産も訪れていますが、富岡製糸場と石見銀山が印象に残っています。
なぜ印象に残っているかというと、両方とも最初の熱気が過ぎた後に訪れたからです。
今どうなっているのかと調べたら、石見銀山(2007年登録)はピーク時は年間100万人だったものが、現在は年間30万人で落ち着いているそうです。
富岡製糸場(2014年登録)もピーク時133万人だったものが30〜40万人(約3割)で安定しているそうです。
指定にあたり、両方とも駐車場や、見学者の捌き方、ガイドの仕方などを検討し整備にお金をかけたはずです。
そして、何よりホテル、土産物屋など、現地に落とすお金に期待を持っていたはずです。
まあ、時間が経過し、当初の30%程度で落ち着くのは自然のなり行きなのかもしれません。
それが目論見通りか、当てが外れたかは当事者たちが責任を負うべきものです。
しかし、飛鳥・藤原の宮都の指定を目指したのは間違いだと思っています。
なぜなら、あの「ゆるさ」が失われるのは間違いないからです。
何でもかんでも世界遺産の指定を目指すのではなく、一番お金に換算できない守るべきものが失われるのが最初から分かっているのなら、それは間違った運動に思えるのです。
さあ、インバウンドで歴史に興味のない旅行者たちが荒らし回る前に、折り畳み自転車を積んで今のうちに出かけましょう。(^^)/



