・・・・・・・っということで、ヘイル・メアリーとは「アヴェ・マリア」の英語読みです。
映画の中ではアメフト用語と説明されています。
意味は一か八かのロングパスのことで、成功の確率が極めて少ない作戦を指します。
ほぼライアン・ゴズリングの一人芝居です。
若い時から彼に注目していましたが、ずいぶん演技の幅が広がり、今では引っ張りだこですね。
そんな中でも、今回の役柄は彼のストイックではないお茶目な面が生きていますね。
地球を滅亡から救うというありふれた(?)ストーリーですが、これまでのSFと何もかも似ていないのがすごい。
この発想の自由さはさすがアメリカ人と感心させられます。
まず地球滅亡の原因がぶっ飛んでいる。
予告編でも登場するのでネタバレにはならないでしょうが、登場する宇宙人の設定がぶっ飛んでいる。
先を読めないストーリー展開がぶっ飛んでいる。
全体的なテイストはコメディーなのですが、感動させられる作りになっています。
ゴズリングの自由な演技が光っています。
そもそもSFとは現実離れしているものですが、知らず知らずのうちに「定型」ができてしまっているんですね。
例えば地球滅亡は巨大隕石で、宇宙人の侵略で、AIの暴走で・・・など、定型パターンに陥っています。
内容もすでにあるアイデアの使い回し。
もう観客はあっと驚かない。
その点で、この映画はあっと驚くアイデア満載です。
★★★★★

