・・・・・・・っということで、ぼくはいい大人(爺)になっているのに、お風呂に入るといつもすることがあります。
それは、耳と鼻を塞いで息を止め、浴槽に潜るのです。
水中で目を開いてわざと息を少しづつ吐き出し、上っていく泡の音を聞きます。
何をしているかというと、母親の体内にいた時の自分を思い出そうとしているのです。
息苦しくなってブワァ〜っ!!とばかりに頭を出して空気を吸い込みます。
何をしているかというと、光の中に生まれ出た新生児をシミュレーションしているのです。
こうやって書いているだけで、お恥ずかしい。(;^_^A
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ずっと不思議に思っていたことがあります。
胎児の時は母親から臍の緒を通して、すべての栄養を受け取っています。
肺は羊水で満たされているはずです。
ところが、出産と同時に肺に空気が入って酸素を血液に送り出し、自力で呼吸しながら生き始めるのです。
臍の緒はカットされ、栄養補給の道は絶たれます。
これが出産というイベントの中で短時間に行われるのです。
不思議でしょう?
一体どんな段階を経てシステムチェンジをするのでしょう?
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ちょいと調べてみたら、肺は狭い産道を通る間に圧縮され大部分の羊水は吐き出されます。
産道を出てポンと外に出た瞬間肺が膨らみ、酸素を吸い込みます。
臍の緒からの補給が絶たれると同時に血液中の二酸化炭素の濃度が上がり、空気を吸えという指令が脳から出るのです。
吸い込んだ空気を吐き出す時、声帯を震わせオギャ〜と泣くのです。
空気が入ると、肺胞の表面にある物質の働きで、肺が潰れずに膨らんだ状態をキープできるようになります。
同時に、それまで残っていた肺の中の液体は、肺の毛細血管やリンパ管へ急速に吸収されて消えていきます。
肺に空気が入って酸素で満たされると、それまで縮んでいた肺の血管が「今だ!」と言わんばかりに一気に拡張します。
それまで血液は使っていない肺をバイパスしていました。
肺に空気が入るとそのバイパスは閉じて、肺によって血液に酸素が補給されるのです。(回路の切り替えですね。)
生まれてからしばらくの間に餓死しないように、赤ちゃんは生まれる前の数週間に肝臓に糖(グリコーゲン)や脂肪を蓄えています。
その後、授乳を通じて栄養を吸収することになります。
これが誕生の瞬間、わずか数十秒から数分の間に行われるのです。
ねっ!!スゴイでしょう?
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中学生の頃、「女体の神秘」だったかな?というタイトルの映画がありました。
受精から出産までを科学的に描くマジメな映画でした。(^^ゞ
胎盤の働きは記憶に残っています。(母子の血液が混ざらない。)
これを見た後は戦争で人を殺せないなと本気で思いました。
学校で「性教育」というと、行為ばかりに神経を使いますが、出産に至るまでの教育は早ければ早いほどいいと思います。
今は最先端の視覚教材が揃っているはずですから。
ウクライナ戦争で多くの人間が死んでいく映像を見るといつもこのことを連想します。
敵だ味方だという理由だけで、かけがえのない命が失われていきます。
一人一人が祝福されて生まれてきたはずなのにね。
