・・・・・・・っということで、恥ずかしながら「アブラハム合意」を知りませんでした。
これは第一期トランプ政権の時、中東和平案として提案したものです。
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教ともアブラハムという共通の先祖から発しているじゃないか。
だから仲良くしようぜ・・・ということです。
狙いはイランの孤立化です。
UAEとバーレーンが参加し(後にモロッコとスーダーンも加わる)、パレスチナ問題は棚上げにしてイスラエルと国交を結びました。
トランプはこの合意を自分の手柄として得意満面でした。(尤も裏にはノーベル平和賞の受賞を目論んでいたのですが。)
その記憶を持ったまま、今回のイランとの和平に持ち出したのです。
サウジアラビア、エジプト、カタール、トルコ、パキスタンに対して署名を要求したそうです。
この話を聞いた中東諸国は呆れ果てました。
エジプト、ヨルダン、トルコは以前からイスラエルと国交を結んでいることを知らないとは笑い話として、今のガザやレバノンの状況を見れば、サウジやカタールが「ハイ署名します」なんてあり得ないのです。
そもそもイランの孤立化を狙った案であったことなど、完全に忘れているのです。
長い沈黙が続いたので、トランプは「みんな聞いているかい?」と聞いたそうです。^m^
「アブラハム合意」なんて洒落たネーミングをトランプが思いつくはずがなく、誰かの入れ知恵であることは間違い無いでしょう。(クシュナーなどの発案だそうです。)
笑い話としては面白いですが、脱力感に囚われてしまいます。
