・・・・・・・っということで、歴史とは物語であると考えると理解しやすいです。
もし、ぼくの一生をまとめた歴史を書こうとします。
誕生から死亡まで時系列で羅列しても意味がありません。
なぜなら人生には起承転結がないからです。
様々な断片的な出来事をつなぎ合わせて、起承転結のある「ぼくの一生」という「物語」に仕立てるのです。
歴史も全く同じです。
歴史が象徴的なのですが、人は「物語」にすると興味を持つし、理解しやすくなるのです。
各国がそれぞれの物語を持っています。
もちろん自分たちの都合の良い物語を作ろうとするのは自然なことです。
国を理解するには、その国の歴史を学ぶのが正しい方法です。
しかし、その歴史という物語を誰が書いたのか、どういう目的で書いたか、常に意識しなければなりません。
同じ物語でも、その中からどういう意味を汲み取るか個人の自由です。
歴史が面白いのは、そこにあるのです。
読み手によって物語は変わるし、その読み手自身も時間と共に変化するのです。
