・・・・・・・っということで、最大の「X」クラスの太陽フレアが起きたそうですね。
通信・放送・電力・衛星測位などに障害が出るそうです。
磁気嵐による影響、GPSの誤差拡大、低緯度でのオーロラなどの気になる影響以外に、人体への影響も心配ですよね。
結論を言えば地上ではほとんど影響がありません。
しかし、宇宙飛行士への悪影響は無視できません。
太陽フレアによってX線と粒子線が大量に放出されます。
両者は別物です。
X線は電磁波の一種で光と同類で質量を持ちません。
粒子線は質量を持っています。
どちらも宇宙飛行士にとって危険です。
ISSにはこれらから身を守るための区画があるのかと思ったのですが、そういう工夫は施されていないそうです。
重くなるからでしょうね。
船外活動は御法度で、船内でも比較的厚い区域に避難するしかないようです。
ただ、飛行士の被曝量は厳密に管理されていているそうです。
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先日ISSクルーの一人が重大な健康問題で、期間を短縮して地球に帰還しましたね
由井さんも帰ってきました。
どんな健康問題かと調べてみたのですが、プライバシー保護のため非公開とのことでした。
ぼくは被爆が理由かと思ったのですが、気になりますね。
宇宙飛行士といえば心身共にタフな人間が選ばれているし、健康には万全の対策をとって乗船させているはずで、今回の臨時帰還は宇宙開発史上初めてだそうです。
そこで連想してしまうのが火星の探査計画です。
往復だけで約2〜3年もかかるんです。
途中病気になっても骨折などの怪我をしても、医者がいないのです。
すでに触れた有害な宇宙線の他に長期の無重力、免疫力の低下、そして精神面のリスクがあります。
無責任なことは言えませんが、今回の重大な健康問題とは精神面かもしれません。
これだけのリスクに晒される宇宙飛行士になりたいと思いますか?
確かに宇宙飛行士に男子は憧れます。
しかし、子供に安易に夢を語っていいものか?とさえ考えてしまいます。
(有害な宇宙線に晒されるのはエアラインパイロットも同様なんですよね。)
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実は火星旅行の最大の技術課題はロケットより「人間の身体」だと言われているそうです。
では、これだけのリスクを犯して火星計画を進めようとする理由はなんでしょう?
このテーマは長くなるのでまた別の機会に。
