・・・・・・・っということで、再稼働を目指す柏崎刈羽原発の話です。
警報の設定ミスが明らかになり、20日に計画されていた再稼働は延期されたそうです。
マスコミはこれを否定的に伝えていますが、ぼくはむしろ肯定的に受け止めています。
だって、これまでの日本の悪癖は「隠蔽体質」じゃないですか。
本来なら隠したくなるミスを、きちんと公表するようになった。
これは大きな進歩だと理解していいと思うのです。
とはいえ、人間はミスをする動物です。
スペインで起きた高速列車同士の衝突も、元をたどれば人間が原因でしょう。
原因究明はこれからですが、高速列車のシステムを作ったのも人間です。
原発の管理システムも列車の運行システムも、あまりにも複雑化していて、全体像を把握し、それを次世代に正しく伝えることには、すでに限界があるように思えます。
だとすればですよ。
ミスを犯す人間より、AIに任せた方がいいのではないでしょうか。
人間は賢いので、ミスが起きないための改善策を講じます。
けれど事故は、その“隙”を突くようにして起きるものです。
対策を重ねるほどシステムは複雑化し、その複雑さ自体が新たなミスを生む――そんな皮肉な状態に陥っていきます。
複雑化すればするほど、AIの出番なのではないでしょうか。
だったら、原子力発電の管理はAIに任せてしまえばいいじゃないか。
冷却システムが機能しなくなったとき、何をどうすべきか。
あらゆるシチュエーションを事前に学習したAIなら、人間よりもずっと安全な判断ができるのではないか。
それで、本当にいいのか?
極端な例を挙げれば、核戦争を防ぐためにも、AIを導入した方が人間のミスによる誤発射を防げるはずです。
どうです、人間諸君?
君たち人類が築き上げたシステムは、すでに複雑化しすぎて、君たち自身の手に負えない段階に達した・・・
そう認めた方がいい時代に来ているのではありませんか。
