・・・・・・・っということで、いつものように取り止めのない話をします。
テーマは岩盤支持層。
トランプはMAGAという強固な支持層のおかげで、無茶なことやり放題。
政治ってそういう支持層を持つのは有利ですよね。
高市早苗総理が衆議院解散の賭けに出たのも、自分の人気があってこそで、本人もそれを隠しません。
今度の選挙を彼女の人気投票にしたのです。
各党が公明党を取り込みたいのは信者という岩盤支持層があるからで、票が読めるからでしょう。
女性に長らく参政権が与えられなかったのは、女性という岩盤層を恐れたからでしょう。
なんたって人口の半分は女性ですからね。
アメリカが移民に警戒心を持つのは、黒人の割合が高いからで、黒人層を岩盤として取り組むような政策を掲げたら影響力強いですもんね。
一票の重さは同じと言っても、こういう岩盤層の存在はなんか不公平のように感じます。
トランプにやり放題させるのも、高市が勝算ありと判断したのも、結局この岩盤支持層をどう定義づけするか、そしていかにそれを取り込むかが政治を左右しているんじゃないでしょうか。
民主主義を支えるのが選挙だとは分かっているけれどね。
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いつの時代も浮動票の割合は大きい。
この浮動票をいかに取り込んで岩盤支持層化するかに政治家は腐心するわけです。
この点においてはトランプは天才的です。
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不満や不安を一つの言葉で束ねる(「奪われている」「軽視されている」)
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敵を設定する(エリート、移民、メディア、既得権益など)
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自分を“唯一の代弁者”として演出する
この手で、いわゆる“忘れられた白人労働者層”と呼ばれていた層を、MAGAという言葉で岩盤化したんです。
しかし、この岩盤化する手法は危うさが常に伴う。
層として結びつけるにはアイデンティティ × 利益 × 物語なのです。
ヒトラーが力を持ったのにも、郵政民主化を叫んで成功した小泉純一郎にも危うさを感じるでしょう?
特に民主主義の中では独裁者が生まれにくいとなんとなく感じている。
ヒトラーが台頭したのは先進的な民主主義的だったワイマール憲法の下でした。
小泉の名調子にまんまと乗せられたのは、ついこのあいだだったことを思い出してください。
ぼくはここに民主主義の危うさを感じてしまうのです。
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世界の中でも日本は民主主義が根付いている方だと思います。
岩盤層の広がりになんとなく胡散臭さを国民が嗅ぎ取るからです。
それは、岩盤化を食い止める文化が日本にあるからからじゃないですか?
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権力者を疑う習慣
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支持者でも批判することを裏切りとしない空気
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政治的敗者が“敵”にならない社会的合意
敗戦から日本人はこれを学んだと分析したいのですがどうでしょう?
この話をすると長くなるのでやめますが、ぼくがなんとなく感じているのは、パンとサーカス(今回は消費税減税、右派か中道か)を上手く仕掛け(物語化)するトランプのような興行師が世界を動かすという危うさですね。
浮動票を岩盤支持層に変えれば民主主義の中でも独裁者が誕生する。
だから岩盤支持増という問題がもっとクローズアップされればいいと思うんです。
