モンロー主義とトランプ | so what(だから何なんだ)

so what(だから何なんだ)

人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、「モンロー主義」という言葉が出てきて驚いています。

 

アメリカ大統領だったモンローが教書として発表したのは、1823年すなわち200年以上も前の話なんです。

 

当時のアメリカは今のような超大国ではなく、西半球すなわち南北アメリカへの欧州列強の干渉を排除するのが目的でした。

 

これ以上植民地は増やさないこと、独立運動を妨げないこと、これらの地域は「アメリカの裏庭」だからねっということです。

 

その代わり、アメリカは欧州の紛争への介入はしないからね。

 

ご存知の通り、第一次・第二次世界大戦でモンロー主義はアメリカが参戦しない論理に使われました。

 

でも、結果は軍隊を送って欧州を助けました。

 

そのおかげでアメリカは超大国の地位を手に入れたのです。

 

時代は降って冷戦時代になりました。

 

モンロー主義は西半球を共産主義から守る口実となりました。

 

調べてみたらアメリカ軍が直接間接的に軍事力を使ったのは今回が初めてじゃないんですね。

 

ピッグス湾事件、ドミニカ共和国占領、チリ・クーデター、コントラ戦争、グレナダ侵攻、そしてパナマ侵攻があります。

 

そして現代、トランプは一次政権のときから自分を補強するためにモンロー主義を利用してきました。

 

MAGAとモンロー主義の相性はとてもいいのです。

 

オリジナルは防衛的な意図を持っていたのに、アメリカの覇権を正当化する道具にされたんですね。

 

・・・・・・・

 

今回のマドゥーロ夫妻の拉致は、予想外の出来事でした。

 

しかも軍事的には稀に見る大成功だったようです。

 

明らかな国際法違反をどう正当化するのか?

 

「トランプだから仕方ない」とするには、あまりにも重大な違反です。

 

ロシアと中国は自らの侵略を正当化することができ大喜びでしょう。

 

日本は軍事的に関与する能力も意思もないのに「正義側」に立ちたがる悪癖があることを十分自覚して対応することが肝要。

 

これまでの国際法尊重すると表明するのみにし、このゴタゴタから距離を置くことです。

 

今朝の会見で、トランプ政権の危うさを見せつけられました。

 

彼らのような素人集団にベネズエラを統治できるはずがないからです。