ペルソナ・ノン・グラータ | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、中国の領事が日本に対して看過できない発言をしましたね。

 

その流れでその領事を「ペルソナ・ノン・グラータ」に指定し、国外退去させるべきだという意見が出ています。

 

過去において、ぼくはペルソナ・ノン・グラータのレターを受け取ったことがあるんですヨ。^m^

 

ペルソナ・ノン・グラータ(Persona non grata)はラテン語の外交用語で、意味はperson not welcomeです

 

そのレターを受け取った(若き)ぼくは、全く意味を知りませんでした。

 

入社してすぐイラクに2年間派遣されたことはすでに触れましたが、目的は日本のODAによるインフラ工事に従事することでした。

 

当時は日本の企業は無謀にも海外工事に積極的だったのです。

 

工事の出来具合を監督するインスペクター(検査官)はイラク人でした。

 

彼らは軍人で、工事について全く知識がありませんでした。

 

問題は彼らが自分の権威を見せつけるために、簡単にいえば、日本人をいじめたのです。

 

勝手に自分たちの基準を作って、難癖をつけたのです。

 

彼らがOKを出さないと工事が先に進まないので、ずいぶん苦労させられました。

 

見かねたぼくは、インスペクターの一人に「君たちは日本から技術を学ぶべきだ。僕らはそれを君らに教えるために来たのに、学ぼうとする体制ができていないではないか」と言ったんですね。

 

それは全くの正論でしたが、彼は怒り狂ってついには「オマエらは奴隷だ」と言い放ったのです。

 

イラクはイギリスの支配を長く受けていましたが、特権階級意識というイギリスの悪い面を強く受け継いでいました。

 

権力を持った途端、威張りまくるのです。

 

そういうことで、ぼくは彼らからペルソナ・ノン・グラータという名誉ある称号を得る結果となったのです。

 

もちろんのこと、ぼくは追放なんてされませんでした。

 

あくまでも外交上の用語であって、彼らごときが使うものではありません。

 

滑稽でしょうこの話。

 

ぼくのような若造に対して大袈裟ですよね。

 

ぼくは名誉なことだとして、レターを壁に飾ったのでした。(^^)/

 

ペルソナ・ノン・グラータという言葉を久しぶりに聞いて、懐かしく思い出したというわけです。