「No Kings」 | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
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そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、アメリカ国民がトランプに対して「No Kings」と抗議しています。

 

ぼくには「王がいたらなぁ」という願望の裏返しだと感じるのです。

 

確たる裏付けはありませんが、王室を持つ国は安定していると言えませんか。

 

少なくとも、国を大きく誤らせない存在という意味です。

 

もちろん現代のことを言っています。

 

その理由は「長期の時間軸」を国家に与えることです。

 

長い歴史と伝統があるということは、国家が確固たる背骨(バックボーン)を持つということです。

 

さらに王室は「中道」であることが求められます。

 

政権が左や右に寄り過ぎないように調整する機能があるのです。

 

別の言い方をすれば、ポピュリズムの暴走を防ぐのです。

 

王室を持つ国の例として、ヨーロッパではイギリス、スペイン、スウェーデン、ノルウェー、デンマーク、オランダ、ベルギー。

 

アジアは日本、タイ、マレーシア、カンボジア、ブータンなど。

 

それぞれ王室の機能に濃淡はありますが、国王を殺してしまったフランスは、本音のところで後悔しているのではないでしょうか。^m^

 

イタリアは、紀元前(ローマ時代)から王を否定しているところが特異ですね。

 

王に代わる最高権力者としての大統領、皇帝、独裁者(共産国含む)は、暴走する危険性が常にあるのです。

 

トランプの暴走を誰が止められるのですか?

 

実は神話がある国は幸せなのです。

 

「君臨せずとも統治せず」は、とてもありがたい制度なのです。