・・・・・・・っということで、アルマトイからバスで国境を越えます。
旅行者にとって最悪の出来事はバスにおいてけぼりされることでしょう。
行きと違って帰りはバスの乗り換えがなく、国境まで来たバスと同じものに乗り換えます。
ですから乗ってきたバスのナンバープレートを覚えるか、写真を撮っておけばいいのです。

今回も1人の日本人に出会いました。
学校の先生をしているので、この時期まとまった休みが取れるのです。
アルマトイに4日前に着いて、これからキルギスの湖水観光地を訪れるとのこと。
40数カ国旅行していて、東ヨーロッパが好きとのこと。
海外旅行者中級ってところですかね。
とても礼儀正しい30歳代の青年でした。
カザフスタン側のイミグレのときはぼくのすぐ後ろに並んでいたのですが、キルギス入国のイミグレでは5人くらい後に並んでいました。
出てくるまで待ってあげても良かったんですが、そのまま歩き始めました。
ぼくが目星をつけていた体格がよくて目立つロシア系カザフスタン人を見失いたくなかったからです。
行きと比べずいぶん距離を歩かされます。
同乗者たちがたむろしていたので、まだバスは到着していません。
キルギスで買ったSIMカードがまだ使えるはずと差し替えてみたけれど作動しません。
スマフォが繋がらなければ旅行が進まなくなりますので、しつこく声をかけてきたSIM売りの兄ちゃんから買うことにしました。
1ヶ月無制限で500スム(800円くらい)ですから3日しか滞在しないけど大した額じゃありません。
立ったままで交換作業を進めている間に、バスが来てしまいました。
運転手が手招きしています。
焦ること焦ること。^^;
1000スム渡したらお釣りがないという。
近くの商店で両替するから待てと言われました。
乗り遅れるよりゃいいかとバスの方に向かって走りました。
乗り込もうとしたとき、兄ちゃんが追いついてお釣りを渡してくれました。
いい人たちなんです。
後ろを振り返ると、あの日本人が見えません。
こんなに遠くにバスが止まると知らなかったのでしょう。
ドライバーは最終的に座席を確認していましたが、降りた時よりずいぶん空席が目立ちます。
最後に運転手が4、5回クラクションを鳴らして、とうとう走り始めてしまいました。
噂では聞いていたけど、本当に置き去りにするんだ。(^^)
教員の彼氏はおいてけぼり。
あ〜あ、可愛いそう。
でもこちら側は国境からバスターミナルまでせいぜい30分程度の距離ですから、タクシーで行っても大した料金は掛かりません。
カザフスタン側だと4時間以上の距離をタクシーで走らなければならないのと比較すれば全然痛くありません。
彼を待たずに先に歩いてしまったぼくって悪い人なんでしょうか?
旅の醍醐味はトラブルに見舞われること。
だって旅って非日常を味わうことなんでしょう?
彼もいい思い出ができたことでしょう。