ヒューマノイドロボットの未来 | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
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そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、ぼくが勤めていた会社は、かつてヒューマノイドロボットの開発をバックアップしていたことがあります。

 

 

人間型ロボットといえば、やはりホンダの「ASIMO」が有名でしたね。

 

あれほどのロボットを民間企業が独力で開発したのですから、ホンダという会社は本当にすごいと思います。

 

ぼくらの会社は、国の補助金を受けて、ASIMOと同程度のロボットを開発していました。

 

立つことさえおぼつかない頃から、その開発現場に関わってきたので、感慨深いものがあります。

 

当時の日本は、「人型」にこだわっていました。

 

海外からは、「何の役に立つのか」と冷ややかな目で見られていたものです。

 

それでも、「人間型であれば、既存のインフラのまま活用できる」という、やや無理のある理屈をつけて、開発は押し進められていきました。

 

その背景には、「日本の技術、すごいだろう?」という、どこか誇示的な気持ちがあったようにも思います。

 

あれは、もう何年前のことになるでしょうか・・・。

 

ホンダはすでにその分野から撤退し、いまや本気で人型ロボットを開発しようという企業は、日本から姿を消しました。(ぼくがいた会社は、まだ少し未練があるようですが。^m^)

 

皮肉なことに、日本が撤退した後、アメリカで開発が進み、ついにはバック転までできるロボットが登場しました。

 

彼らの目的は明快です。

 

兵器としての応用です。

 

普通、新技術の開発にはまず「目的」があるものです。

 

ぼくも現場にいたから分かるのですが、「歩くことはできるが、それをどう使うのか?」という点が、常に課題でした。

 

結果的に、「人寄せパンダ」以上の用途は見つけられませんでした。

 

・・・そして、突如現れたのが中国です。

 

最初に中国のロボット映像を見たとき、CGかと思いました。

 

ぼくらが開発していた当時、中国製ロボットの画像も出回っていましたが、あれは完全に笑いのネタでした。(股間に大砲がついてましたからね。(°_°))

 

ところが、中国はその後、様々なロボットを集めて“マラソン大会”に出場させるなど、現実離れした試みを次々とやってのけました。

 

CGのはずがない。これは本物だと感じた瞬間です。

 

極めつけは、冒頭の映像。

 

ロボット同士でボクシングをさせていたのです。

 

まだ“紙相撲”レベルとはいえ、殴り合いだけでなく、ハイキックまでしている。

 

しかも、倒れた後に立ち上がる速さが驚異的でした。

 

ぼくが「すごいな」と思ったのは、これまでの「人寄せパンダ」→「兵器」ではなく、中国が「エンターテインメント」への展開に目をつけたことです。

 

そして中国人の常として、「これは儲かる」と見れば、ものすごい勢いで企業が群がるのです。

 

統制経済である共産党政権だからこそ、そういう方向に一気に舵を切れるという面もあるでしょう。

 

まだ紙相撲レベルとはいえ、ロボット同士の競技には今後、大きな進化の可能性が秘められているように思います。

 

エンターテインメントとしてのロボット産業・・・これは、もしかすると大化けするかもしれません。

 

中国は、人型ロボットの突破口を「エンタメ」に見出したのです。

 

そこは、自分たちの技術を自画自賛して満足していた日本が、完全に取り残された世界なのかもしれませんね。