・・・・・・・っということで、江藤農水相が問題発言で辞任したそうですね。
ぼくには、話の流れの中での発言が「切り取られている」と感じられ、さっぱり理解できないのであります。
そりゃぁ「コメを買ったことがない。支援者がたくさんくれるので」は農水大臣として不適切なのはわかります。
自民党の政治資金パーティーですから、場を和ませようとの「ウケ狙い」だったようで、本人もそう釈明しています。
どこをどう調べても、発言の「きっかけ」や「文脈」そのものがまるごと報道から抜け落ちているんです。
これってとても危ないことじゃないですか?
その代わりに「失言→批判→謝罪→辞任」のテンプレートだけが繰り返されているんです。
イギリスなんかブラックユーモアを国民が理解していて、この失言も笑いのネタにするくらいで収束しているはずです。
大臣の資質についてボクは全く知りませんが、もし彼が有能な人物だったとすれば、国民の損失じゃないかな?
日本人はいつも
- 一言切り取り報道
- “潔さ”の強迫観念
- 「感情的リテラシー」の課題
が問題じゃないかな。
ガードが甘い大臣も大臣、敵失頼りの野党も野党、切り取りばかりの報道も報道、ナイーブさを誇る国民も国民。
知るべき中身をまず知って、それから立場を決めるのが大人っていうもんじゃないのかな?(ーー゛)