「失言→批判→謝罪→辞任」のテンプレート | so what(だから何なんだ)

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そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、江藤農水相が問題発言で辞任したそうですね。

 

ぼくには、話の流れの中での発言が「切り取られている」と感じられ、さっぱり理解できないのであります。

 

そりゃぁ「コメを買ったことがない。支援者がたくさんくれるので」は農水大臣として不適切なのはわかります。

 

自民党の政治資金パーティーですから、場を和ませようとの「ウケ狙い」だったようで、本人もそう釈明しています。

 

どこをどう調べても、発言の「きっかけ」や「文脈」そのものがまるごと報道から抜け落ちているんです。

 

これってとても危ないことじゃないですか?

 

その代わりに「失言→批判→謝罪→辞任」のテンプレートだけが繰り返されているんです。

 

イギリスなんかブラックユーモアを国民が理解していて、この失言も笑いのネタにするくらいで収束しているはずです。

 

大臣の資質についてボクは全く知りませんが、もし彼が有能な人物だったとすれば、国民の損失じゃないかな?

 

日本人はいつも

  • 一言切り取り報道
  • “潔さ”の強迫観念
  • 「感情的リテラシー」の課題

が問題じゃないかな。

 

ガードが甘い大臣も大臣、敵失頼りの野党も野党、切り取りばかりの報道も報道、ナイーブさを誇る国民も国民。

 

知るべき中身をまず知って、それから立場を決めるのが大人っていうもんじゃないのかな?(ーー゛)