・・・・・・・っということで、石破首相の「商品券問題」について。
ぼくは彼の国際感覚のなさを危惧していました。
平たく言えば「田舎者丸出し」なのです。
商品券事件の前に、その兆候が見えていました。
座ったまま握手:国際基準では非礼とされます。
食事のマナー:外国の晩餐会での所作に違和感があります。
記者会見での話し方:国内政治向けの語り口であり、これは通訳泣かせです。
彼の地盤である鳥取県では、商品券のようなお礼をすることは当たり前の「風習」であったと想像できます。
逆にこういった行為は義理堅さの表れであり、政治家としての不可欠な資質じゃなかったのか。
ぼくは石破という政治家に期待しています。
その理由は、自分の頭で考え、よく勉強しているからです。
まさか彼がこれほど国際感覚がないとは驚きです。(=田舎者)
その理由を分析すると、
- 若い頃の海外経験がほぼ皆無 → 異文化適応力が育たなかった
- 外交の場数が圧倒的に少ない → 国際会議での立ち振る舞いがぎこちない
- 防衛・国内政策が中心のキャリア → 国際交渉の経験値が低い
- 地方的な価値観を引きずる → 「義理人情」的な行動が国際政治の常識とズレる
となるでしょう。
彼はぼくより5歳年下です。
優秀さにおいて比較にはなりませんが、唯一海外経験はぼくの方が圧倒的に多いのです。
石破氏には、安倍氏や岸田氏のような留学経験がありません。
そのためか、外務大臣を経験をしていません。
総理大臣になるための経歴は、外務大臣、防衛大臣(財務大臣があれば尚可)が不可欠だと思っています。
もちろん全ての資質を備えるのは難しいです。
だったら、自分の足りないところを補佐してもらうだけの力量(=人徳)が不可欠なのです。
残念ながら、党内では彼の足を引っ張る勢力があって、人望が足りないようなのです。
自民党には野党と違って、人材が豊富だそうですね。
しかし、どれも帯に短し襷に長しなのでしょうね。
石破政権が短命で終わってしまうのは、日本にとっていいことなのでしょうか。
ぼくには分かりません。