・・・・・・・っということで、バイデンが日本製鉄のUSスティール買収を禁じましたね。
その理由が「国家の安全保障」に関わるからというもの。
同盟国である日本の企業がアメリカの企業に救いの手を伸ばすのは、全くの商行為であります。
それが何で安全保障問題にすり替わるのか?
日本製鉄がアメリカ政府を提訴するのは「理屈において」全く正しい判断です。
しかし、アメリカの判断理由は理屈ではありません。
「感情」の問題なのです。
偶然でしょうが、「日本」製鉄と「US」スティールと、両社とも国名を背負っているのです。
日米の歴史においてまず思い出すのが太平洋戦争前のアメリカが行った経済制裁です。
当時の日本は鉄の80%を輸入に頼っていました。
輸入の大半がアメリカの「鉄くず」でした。
これから戦争をするのに鉄を止められたら、日本の負けは必須です。
ABCD包囲網というのがあって、鉄ばかりでなく石油をはじめゴムやスズの遮断、資産凍結が実施され、戦争をおっ始めるなんて正気の沙汰ではありませんでした。(始めちゃったんですが。)
鉄は国家なりの時代に、鉄は重要な安全保障問題だったのです。
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しかし、あれから80年以上が過ぎ、そんな感情論が日米間にあっていいのか?
いいはずがありません。
まだまだアメリカは若い国であって、懐の深さを期待するのは無理筋なんですね。(ーー゛)
