・・・・・・・っということで、ぼくがイラクに居たのは1977年から1978年の2年間です。
あるとき、バスラ(イラクの南部の都市)の役所に行ったとき、壁に見慣れない地図が貼ってありました。
詳細で大きな地図で、それはパレスティナの地図だと知りました。
もちろんイラクはイスラム国家でパレスティナを支持する立場です。
だからこそ、地図が貼ってあったのです。
誰が言ったか忘れましたが、「アラブ諸国のパレスティナ支持はポーズだけだよ」との言葉が忘れられません。
3日前のニュースを見て、ああやっぱりと思いました。
「アラブ国家の合計の支援金額は全体の20%程度に過ぎません。その大部分がサウジアラビアの9.9%とアラブ首長国連邦の5.2%です。
実は、1994年から2020年までのパレスチナ支援総額400億ドルのうち最大の支援者はヨーロッパ(EU)で全体の約18.9%です。次にアメリカの14.2%、日本は約2.9%となっています。軍事援助や政治的なスタンスではイスラエル寄りの姿勢が目立つアメリカですが、単独国家としては最大の資金を拠出しています。最大の支援者は欧米なのです。」(出典:ダイヤモンドオンライン)
ぼくらは同じイスラムなのに、何でアラブ諸国はパレスティナを助けないのだろうと不思議に思ってしまいます。
一部には見捨てたとする見方もあります。
多少アラブ圏に住んだ経験がある者なら、全く不思議ではないのです。
ああ、アラブ人らしいな・・・です。
まさにそれが紛争を長引かせる原因であり、解決のヒントもそこにあると思います。
つづく。
