・・・・・・・っということで、競技の全てが終わりました。
あとは閉会式を待つだけ。
約200カ国から1万1200人余りの選手がエントリーがあり、32競技329種目が実施されました。
メダルの数は329組×金銀銅の3種類ですから合計987個になります。
大雑把に言うと、987÷11,200=8.8%の選手が何らかのメダルを手にしたことになります。
ということは90%以上の選手が手ぶらで帰ったことになります。
オリンピックは4年ごとに開催されるところが絶妙ですね。
スポーツ選手の絶頂期は短い。
国の代表として出場すること自体が大変なのに、次にチャンスがあるとは限らない。
出場選手の90%以上が手ぶらで帰ると言ったけれど、それよりはるかに多い選手たちが、次のオリンピックに向けて報われない練習を積み重ねるのです。
そう考えると、「オリンピックは参加することに意義がある」という言葉には、味わい深いものがあります。
敗者はまさしく敗者なんだけど、敗者という言葉は残酷ですね。