・・・・・・・っということで、クラウンスポーツRS(PHEV)を買ってまだ20日しか経っていませんが、思ったより評価が辛いのは自分でも驚きです。
なぜなのか考えてみたら、それまでミライ(FCV水素自動車:燃料電池車)に乗っていたからだと気付きました。
ミライは水素で発電した電気でモーターを動かします。
いま話題の電気(EV車)のくくりです。
EV車に初めて乗った人なら、もうガソリン車には戻れません。
ドライバーにとって加速(静かさも)は麻薬なのです。
プラグインハイブリッド車(PHEV)は、ハイブリッド車(HV車)のバッテリー容量を大きくして、近距離(クラウンスポーツは90km)はEV車として走ります。
ですから、ミライから乗り換えたときはEVの走りが身についていたので、大きな感動がなかったのです。
もし、ガソリン車やHV車から乗り換えたら、その走りに感動するはずです。
車格としてはミライもクラウンスポーツと同格で、700万円台です。
しかし、セダンとSUVの違いはありますので、単純比較は出来ないと承知の上で比較しています。
一番大きな差異は自動運転と安全機能の進化です。
特にレーンキープの精度は素晴らしい。
ほとんどハンドルに手を添えているだけで何時間でも走ります。
ミライのオートクルーズは速度調整だけで、常にハンドル操作を続けなければなりませんでした。
あと、40km /h以下だとオート機能は切れます。
クラウンの場合は0km/hでも自動運転を続けます。
ミライの時は料金所手前でブレーキを踏む必要がありましたが、クラウンは前方に走行車両があればブレーキ操作なしで料金所を抜けることができます。
これはスッゴく楽です。
安全装置については、ミライには四隅に接近センサーがあるだけでした。
クラウンはセンサーと共にカメラが付いていますので、警報がうるさいです。
切ることもできるのですが、ぼくのような年寄りは切らないほうがいいでしょう。
ミライを買ったのは4年前でしたが、その進歩は驚くばかりです。
総合的に言ってクラウンスポーツは「尖ったクルマ」で、ミライは「大人のクルマ」ですかね。
・・・・・・・
4年前のクルマと比較するのですから、最新のクルマの方がいいに決まっています。
でも、何だろうなぁ〜〜。
ミライは全然負けていないんですよ。
カミさんもミライは良かったと正直に言います。
トヨタ自慢の最新技術をテンコ盛りに詰め込んだクラウン。
その自信作が、試作車ともいえる4年前のミライとドッコイドッコイの勝負とは。^m^
確かに運転の「慣れ」はあります。
しかし、それだけミライは良いクルマだったのです。(過去形)
問題は水素だけなんですがねぇ〜。(;^_^A