・・・・・・・っということで、民主主義は民衆は正しい判断をするという前提に立っています。
民衆の判断を仰ぐのは選挙によってです。
選挙によることは、多数決に従うということです。
じゃあ、多数は常に正しいか?という疑問に突き当たります。
これが民主主義の限界です。
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現代はその民主主義が危機に瀕していると言えるでしょう。
香港で民主的な選挙が行われていると誰も信じません。
イランだってロシアだって同じです。
現政権にとって都合の悪い立候補者は、選挙前に振るい落とされてしまいます。
振るい落とされる基準は明確にされていません。
そんな制限された選挙は民意を反映しておらず、民主主義とはいえません。
アタリマエの話です。
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では、民主主義の旗手を自認するアメリカの大統領選はどうでしょう?
事前に立候補者を制限することはしません。
選挙の結果、人格的に欠陥がある人物が大統領になっても、受け入れざるを得ません。
なぜなら、民衆が選んだのですから。
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その人物が第2のヒトラーに豹変しても、民衆の選択は間違っていなかったと言えるのでしょうか?
結局いまの制度は、「民主主義の名を借りた独裁政治」を防ぐことはできないのです。
「民衆は賢い」という前提に立った民主主義は、実に危ういものだと自覚しなければならないのです。
