・・・・・・・っということで、珍しく日本映画を観てしまいました。
まったくの偶然で、たまには字幕ではなく日本語でと思って開いたら、抜け出せなくなってしまいました。
いわばアクシデント、事故のようなものです。
2023年の作品ですから、わりと最近。
そっか、日本映画ってこんな感じなんだ。
こんな感じというのは、下手なアメリカ映画を10本観るより日本映画を1本観る方がずっとマシだなぁ・・・という感じ。(^^ゞ
出演者で唯一知っているのは、夏木マリさん。
UberEatsでいいんじゃない?・・・というあの女優です。
気の毒なほど、製作費が足りないのが伝わってきます。
近未来とはいえ、SF映画ですよ。
核戦争で世界が滅びる前夜譚ですよ。
そんな壮大な世界を、よくもこれだけの低予算で制作できたものだと・・・・感心するポイントはそこかよ?との自分のツッコミに呆れてしまいます。
スッゴく面白い。
自分では意識していない未来を見通す能力を持った少女が主役なんですが、地球滅亡の未来を阻止しようと奮闘します。
ところが、世界の滅亡を望んでいたのは自分自身だったというオチ。
これを考えついただけでアカデミー脚本賞モノです。
主役を演じた伊東 蒼という18歳の女優がスゴイ。
末恐ろしささえ感じます。
監督は一時期、宇多田ヒカルの旦那だったらしい。
日本映画を見慣れている人には、こんなのフツゥーじゃんと言われそうですが、免疫がないのでずいぶん感動してしまいました。^m^
★★★★☆