・・・・・・・っということで、半導体は日本のお家芸でした。
ぼくの記憶では、ウエハー(半導体をプリントする板状のシリコン)の製造は日本しかできず、これがある限り日本の優位は揺らぎないと報道されていました。
実際、世界の50%を支配していました。(今は10%以下)
ところが、今では台湾の半導体メーカーのTSMCが、熊本に新工場を建設するまでになってしまいました。
それはそれで喜ばしいニュースなんですが、給与のあまりの違いに、世界の中で日本がいかに貧乏か思い知らされるという皮肉な結果を招いています。
どうしちゃったの経済大国日本。
TSMCは1987年に設立され、6年後には台湾で上場、その4年後の1997年にはNYSEに上場しています。
熊本の工場には1兆2900億円を投資し(日本政府は4760億円を補助)、第二工場を計画中で合計3兆円を超える投資額になると聞いてビックリですよね。(@_@)
なぜ半導体のリーダーであった日本がこれほど凋落してしまったのか?
いろいろ理由があります。
例えばアメリカが日本の足を引っ張ったこと(日米半導体協定)が大きいのですが、やはり日本側の「戦略思考の欠如」が原因でしょう。
日本はやたら「戦略」という言葉を好んで使いますが、その意味を全く理解していない。
日本製品が優秀なのは自他ともに認めるところです。
しかし、半導体がこれほど「使い捨て」になるとは予想しなかった。
あと、半導体は大手メーカーの製品のワンオブゼムであったこと。
TSMCは、ここを狙った「半導体専門メーカー」なのです。
・・・・・・・
長くなりそうなので、ここでまとめます。
日本の敗因は半導体の世界だけではありません。
日本に足りないものはズバリ「選択と集中」です。
もちろんこの戦略思考には「リスク」がつきものです。
いつのまにか日本の企業家(起業家も)はリスクを取らなくなってしまったのです。
台湾のメーカーから学ぶものは多いのです。
