科学の進歩 | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
一日に数本書いていますので、遡って読んで下さいね。

・・・・・・・っということで、ウクライナの水上ドローンがロシア海軍の軍艦をまた撃沈したというニュース。

 

こういう外見だそうです。↓

 

 

↓この船着場を埋め尽くすボートの群れは何だと思います?

 

 

「震洋」という日本軍の特攻兵器です。

 

人間魚雷の「回天」は知られていますね。

 

あちらは水中で、こちらは水上です。

 

もちろん無人艇ではなく、生身の人間が操縦して体当たりします。

 

震洋は合計6,197艇製造され、これによる特攻隊員の死者数は約2,500名とされています(不正確な数字)。

 

特攻に使用する飛行機がなくなって、特攻隊員はこちらのベニア製のボートに転用されました。
 

震洋には250kg爆薬が装着され、ウクライナの水上ドローンは300kgだそうで、威力はほぼ同格ですね。

 

もちろんですが、太平洋戦争当時、遠隔操縦装置など存在していませんでした。

 

いわゆる特攻兵器による日本側の死者数は、公式には海軍2531名、陸軍1417名、計3948名です。(ちなみに米軍側の死者数は約2倍です。)

 

死なずに済んだ若者たちの命を今なら救えると考えるのは、喜ぶべきことなんでしょうかね。