また寿命が縮まった | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、書きたくもないのだけど本当に起きてしまったから記録に残します。
 
ダブリンからの列車は順調にベルファスト駅に着きました。
 
切符を買った時は自由席だよと言われたけれど、自由なのはランプの消えている席だけ。
 
車内は暑いくらいだったので、上着を脱ぎフックに掛けました。
 

 
宿のチェックインまでまだ間があるので、ゆっくりと下車。
 
↓こんな写真を撮るくらい余裕がありました。
 
 
そこでハタと気付きました。
 
斜めにかけていたポーチがない!!(ユニクロ製ね)
 
上着を脱いだ時外したまま忘れてきたのだ!!
 
中には現金も入っているけど、パスポートが入っているんですぜ!!
 
慌てましたよ。
 
血が引くのを感じました。
 
トランクを抱えて猛ダッシュで列車に引き返します。
 
火事場の馬鹿力、パスポートを無くした時の馬鹿力。
 
改札のオジサンもタダごとではないのを察して、ゲートを通してくれました。
 
ホームを必死で駆ける東洋人のジジイ。
 
女性係員がまだ出発しないから慌てなくていいですよと声をかけてくれる。(親切だなぁ〜〜😭)
 
もう一人の同僚にも、この人バッグを忘れたから探すの手伝ってと言ってくれた。
 
どの車両か覚えているはずもない。
 
大まかな勘で探し始める。
 
清掃担当のババア(これが列車に乗っていたんだけど相当変人で目立った)が、私が全部チェックしたから無いよ・・・と冷たく言い放つ。
 
オマエなんか信用できるかっ!!
 
探しながら、日本大使館か領事館のお世話になるなぁ〜〜、残りの旅行がパァ〜だなぁ〜なんて考えが頭をよぎる。
 
探し始めた車両2番目で発見!!
 
あった!!
 
座席の下に落ちていた。
 
女性職員にお礼を言った。
 
ベルファストからの乗客がどんどん向こうからやって来た。
 
危ないところだった。
 
何しろ10万円くらいの現金が入っているから、座った客に抜かれる公算が大きかった。
 
ゲートを開けてくれたオジサンも、よかったねぇ〜と言ってまた開けてくれた。
 
どうしちゃったのだろう自分。
 
旅も終盤に差し掛かり、気が緩んでいたのだろう。
 
何か行動を起こす時は、必ず身につけていたものを手で触って確認していたのに。
 
パスポートを失くすなんて洒落にならない。
 
一気に気が抜けて、そのあとは何もする元気がなくなりました。
 
・・・・・・・
 
それでも昼はやってくる。(あれっ?)
 
宿のある駅まで一つ引き返す。
 
大学のある地域で、学生が大勢たむろしていました。
 
学生向けの店も豊富。
 
その中の台湾屋台の店に入る。
 
ほぼ2ヶ月ぶりにスティームド・ライスを食べる。
 
美味くはなかったけど、久しぶりのお米であります。
 
チキンフライと野菜にドレッシングをかけた、けったいな丼。
 
ウーロン茶などはなく、またもやコカコーラ。
 
 
学生向けの長屋がほとんどです。↓
 
 
今回のアパートもそんな中の一軒。
 
また入室するときに一悶着あったのですが、毎度のことなので省略。
 
メールを打ったと言うが、忘れていたに違いない。
 
 
こんな不便なところを選んだ理由はただ一つ。
 
洗濯機と乾燥機が使えるから。
 
ところが、洗濯機はオーナーが大量の洗濯物を洗っていて実質使えず。
 
乾燥機は、スタッフオンリーときている。
 
選んだ意味がないじゃないか。
 
しかし、ここは学生街。
 
クリーニングの需要は大きいはずと睨んだら、その通り。
 
宿から7分ほど歩く場所にコインランドリー発見。↓
 
 
持っていったら、黒人の女の子が私が洗うこともできますよと言うのでお願いした。
 
閉店30分前には出来上がっているとのこと。
 
クレジットも使えてありがたい。
 
というのも、イギリスはEUに関係なくポンドを手放そうとしなかったので、ATMでポンドに換えても、2日後にはユーロ圏に戻るのだから無駄金が出てしまう。
 
ユーロが使えないなんて、イギリス人の頑迷さには呆れます。
 
スーパーも近くにあって結構便利な場所です。
 
パブもあるから、本場のフィッシュアンドチップスを食べようかと思ったけど、その気力が湧かない。
 
6時半に洗濯を取りに行くまで、ベッドでごろ寝しながらこれを打っています。
 
若い頃はいいけど、歳をとってから寿命を縮めるのは、笑い話にもなりません。