・・・・・・・っということで、シチリアに興味を持ったのは、塩野七生さんの影響です。
「ローマ人の物語」では、ローマとカルタゴが戦ったポエニ戦争。
シチリア島の帰属が原因で起きました。
「ギリシャ人の物語」では、ギリシャがスパルタとカルタゴを相手に戦った舞台になりました。
ギリシャにとって、シチリア島は苦い思い出となりました。
「皇帝フリードリッヒ2世の生涯」では「世界の驚異」と呼ばれた皇帝が生まれ育ったのがシチリア島でした。
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シチリアの歴史を辿ると、目まぐるしく支配者が変わっています。
地中海の民であったフェニキア人やギリシャ人は各地に植民地を作り、貿易をしていました。
その後カルタゴ、ローマ、東ローマ(一時シラクーザが首都になったことも!)、アラブ(アッバース朝)、10世紀にはノルマン人が支配したのですよ。
次に神聖ローマ帝国。この時がフリードリッヒ2世ですね。
フリードリッヒの後継者を破ってシチリアを手に入れたのが、フランスのシャルル・ダンジュー。
その後、スペイン(とアラゴン)によって、500年間も統治されました。
そのときオスマン帝国から逃れてきたアルバニア難民が移ってきたそうです。バルカン半島とも関係あるのね。
サヴォイア家、オーストリア・ハプスブルク家、スペインとナポリ王国、フランスのナポレオンの占領に続き、イギリスが占領。
1860年にガリバルディの千人隊によって占領され、イタリア王国の一部になりました。
ざっと見ただけで、こんなに代わっているんです。
日本の歴史を勉強するより、覚えることが沢山ありますね。^m^
どうしてそんなに交代劇が続くのか?シラクーザに来て理由がわかりました。
地中海における地理的な要素が大きいのはもちろんです。
赤い丸がシチリア島を支配した国々で、これにノルマン人と神聖ローマ、ハップスブルグ、イギリスが加わります。(トルコは東ローマ帝国という意味と、イスラムということです。)
それに加えて、シチリアにはいい港があるんです。
その中でもシラクーザが群を抜いているんです。
今日、旧市街がある半島を歩いていて湾を見た時、惚れ込みましたね。
既に書きましたが、紀元前の昔からこの湾に惚れ込まない船乗りは存在しなかったしょう。
この湾があるために、シチリア島の存在価値があると言い切っていいでしょう。(^^)/
いやぁ〜〜、実際に来てみなければ分からないですね。
だから旅はやめられない。
もちろん古代からの農産物の生産地であり続け、ローマ人の胃袋を満たしてきました。





