・・・・・・・っということで、コトルはモンテネグロにあります。
半日滞在ですが、モンテネグロはぼくの58番目の訪問国になりました。
それだけの体験でその国についてどうこういえる立場じゃありません。
だけども、肌で感じたことは書いてみようと思います。
モンテネグロについては、コトルで観光ガイドをしてくれた40歳代の女性を通して知ったことだけです。
モンテネグロという意味は「黒い山」と想像の通りです。
なんと独立したのは、21世紀に入ってからの2006年です。
もちろんユーゴスラビアからの独立です。
モンテネグロのアイデンティティーは何でしょう?
人種はセルビア人と全く同じです。
強いて言えば、セルビア正教とモンテネグロ正教会、マケドニア正教が混在していることくらいですかね。
いいじゃん、同じ正教会なら・・・と思うんですが。
モンテネグロは小国です。
さまざまな国の支配を受け、翻弄され続けられました。
しかし、小国には小国の使い道があるわけで、イタリアやドイツ、オーストリー帝国、オスマントルコからの「緩衝地」として使われたんじゃないかな?
これはぼくの勝手な想像で、信頼性はありません。
驚いたことに、NATOに加盟しています。
もっと驚いたことに、通貨はユーロなのです。
もちろんEUには加盟していません。
ついでですが、クロアチアもユーロなのです。
そんなことってあるのかな?
日本が突然円を捨てドルにしますというようなものです。
ガイドの女性に話を戻しますが、彼女はイギリスに留学して、その後カナダに移住しようと考えました。
ですから、英語は実に自然です。
カナダは結局彼女の移住申請を認めず、モンテネグロに舞い戻ってきました。
1999年までは通貨のセルビアディナールだったのがドイツマルクに変更されました。
しかし、3年後にドイツマルクは停止され、いまのユーロに変わったそうです。
彼女のお婆さんは、コツコツ貯めたディナールを絨毯の下に隠していたのですが、通貨の変更を知らず全部紙屑になったそうです。
彼女は有能で、向上心が強い女性と見受けられました。
しかし、今はコトルの観光ガイドです。
あきらかに、自分の能力に見合っていないと不満を持っている様子でした。
彼女の夫も、娘も観光業で働いているそうです。
コトルは最近になって人気の出てきた観光地です。
産業として観光は重要でしょう。
あとアルミの加工が産業として挙げられていますが、たぶん水力発電が豊富なのでしょう。
これは、セルビアと同様です。
この国には、日本の大使館は設置されていません。
ですから、バス旅行を断念したのは正解でした。
もう一つ、モンテネグロには別の顔があります。
違法麻薬の中継地なのです。
貧しい国というのは、さまざまな問題を抱えています。
中国からの借金問題があるようで、中国はこんな国にも触手を伸ばしているってことです。
以上、無理やりまとめたモンテネグロとはでした。
