・・・・・・・っということで、日本で公開されるかは定かでありませんが、観てしまったので感想を書きます。
舞台は、アメリカ軍がアフガンを見限って撤退したころを描いています。
いつも書いていますが、アメリカは歴史が浅い。
浅いので、映画を歴史の中に取り込んじゃおうという意識が働きます。
フィアデルフィアのあの階段でロッキーが拳を上げる場面は、既にアメリカの歴史の一部となって、観光名所と化しています。
まあ、それはいい。
だけれども、映画によって歴史を修正しようとする試みは頂けない。
バイデンの決定で、アフガニスタン戦争はとても後味の悪いものになりました。
アメリカは戦争に負けた上に、「アフガニスタンを見捨てた」のです。
これはアメリカ人にとって深いトラウマとなりました。
そのトラウマを少しでも軽減するために、この映画は作られたと断定していいでしょう。
アフガン戦争が始まって戦況が怪しくなって作られたのが、【ローン・サバイバー】です。
今回の映画は、それとシチュエーションがすごく似ています。
戦況が泥沼化して作られたのが、【ホース・ソルジャー】です。
ビン・ラーディンをアメリカ特殊部隊が、馬を駆って追い詰める映画です。
何と、この銅像がボストンには建てられているのです。😳
いかにアメリカ人が、歴史とフィクションを混同しているか分かりますね。
そしてアメリカは戦争に負けた。
負けた上にアフガニスタンを見捨てた。
この映画は、アフガンにキリスト教を布教に来た宣教師一家を救助する物語です。
救出に向かったSEALS部隊が乗ったヘリコプターは、撃墜されてしまいます。
唯一の生存者が主人公です。
宣教師一家はゲリラ(タリバン)に襲撃され、唯一6歳?の女の子が生存します。
この女の子を連れての逃避行が物語のメインです。
まあ、お決まりの戦闘シーンが続くのですが、相変わらずアメリカ兵は強い。
ヘリコプターから落ちても、断崖から川に飛び込んでも、怪我しない。
追ってくるゲリラをバタバタと返り討ちにする。
最後は流石に捕虜となってしまうのだけど、どういう訳けか切り抜けて、一人でゲリラをほとんどやっつけてしまう。
そのあとは、ジョン・ウィックさながらの活躍で、敵の弾は当たらないけど、自分の撃った弾はバンバン当たるという、ご都合主義の展開が続く。
果たして、女の子を救出できるか・・・?
こう書くと見る気が失せるでしょうが、主人公をはじめ、女の子やゲリラの演技は秀逸。
カメラワークも上手い。
でも、2時間は長すぎる。
以上、アメリカの病は相当重症?と心配してしまう作品でした。
★★★☆☆
